もう時間を見るために画面をたたく必要はない
世界中で毎日、どれだけの人が、時間を見るためだめに『トントン』とディスプレイをタップしているだろうか? 今日からはもうその必要はない。本日発売されたiPhone 14 Proと14 Pro Maxのディスプレイは常時点灯。ロック画面が表示された後、ロック画面が少し暗くなって、リフレッシュレートが1Hz(1秒間に1度更新)に下がって、表示が維持される。この状態でも消費電力は最低限に抑えられているという。
iOS 16で導入されたロック画面のカスタマイズはこのiPhone 14 Proシリーズの常時点灯のために用意された昨日だったのだ。画像は従来の固定の壁紙の他、地球や月、天気……などを表示できる。時刻表示のフォントや色を変えたり、コンプリケーションを付け加えたりもできる。
また、深度情報を保持できるので、人の背後に文字が入ってるような配置も可能だ。
コンプリケーションを追加可能
iPhoneのロックを解除しなくても、時刻や次の予定、天気や降水確率などを見ることができるのは想像以上に便利だ。
たとえば、Apple Watchだって、それ以前は見えいない時はただの黒いガラスだったのが、常時点灯の導入で、本人が見ていない時でもスタイルを主張できるようになった。それと同じことだ。従来、ロックされていると黒いカタマリに過ぎなかったiPhoneが、今日から大事な人や推しの写真、イラストなどを表示して自己主張できるアイテムになる。
再生中の音楽やタイマーを常時表示しておくこともできる。これも便利。
左が常時表示しているiPhone 14 Pro。常時表示アリとなしで、こんなに違うのだ。これは生活を大きく変えるモデルチェンジだと思う。
(村上タクタ)
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