THE REAL McCOY’S
1900年代後半からWWIIまで米海軍のデニムカバーオールは主に甲板作業などでワークウエアとして使用されていた。中でもショールカラーはセーラーの襟が意匠の基と考えられる。リアルマッコイズではセットアップで展開中。ジャケット/4万6200円、トラウザーズ/3万9600円 (ザ・リアルマッコイズ東京 TEL03-6427-4300)
BUZZ RICKSON’S
襟先の無い丸みを帯びたショールカラーのカバーオールデザインは米海軍らしいディテールと言える。バズリクソンズでは1930年代から採用するインディゴ染料のデニム素材と、WWII中から使われたヒッコリーストライプ素材の2型を展開する。共に2万4200円 (バズリクソンズ/東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321)
BUZZ RICKSON’S
米海兵隊が1944年に採用したヘリンボーンツイルのユーティリティジャケット。両胸には肩から胸に掛けて大容量のポケットがデザインされ、左胸にはフラップ付きパッチポケットが追加された機能的な仕様となる。2万4200円 (バズリクソンズ/東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321)
BUZZ RICKSON’S
第一次世界大戦中、米陸軍はブラウン地のプルオーバー式ジャケットを採用するが、1919年6月からインディゴ地のインディゴデニムへと素材が変更される。胸に付いた2つの大容量パッチポケットが特徴的だ。2万4200円 (バズリクソンズ/東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321)
THE REAL McCOY’S
作業性や耐久性が重視されたヘリンボーンツイル(HBT)素材で作られたユーティリティユニフォームであるN-3ジャケット。米海軍全般で使用できるように開発され、熱帯地域用に支給されたアイテムだ。3万5200円(ザ・リアルマッコイズ東京 TEL03-6427-4300)
JELADO
1941年から米軍が採用したM-43ユーティリティジャケット。合計5回の仕様変更が行われた中で、4回目の仕様となる“D型”と呼ばれる、ガスフラップとフードを取り付けるボタンの両方が付いたデザインを2色のHBT生地で再構築している。共に3万5200円(ジェラードフラッグシップストア TEL03-3464-0557)
WEARHOUSE
背中に入る“40/8”は、WWIの東部戦線に騎馬と兵士を輸送する貨車「フォーティアンドエイト」に由来。これはWWI末期に貨車のガードマンに従事した米国外征軍兵士が、退役後に製作したヴィンテージを基にセットアップを製作。ジャケット/3万5200円、トラウザーズ/3万250円(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899)
(出典/「Lightning 2024年11月号 Vol.367」)
Photo/K.Torii 鳥居健次郎(WandP)
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