“吊るし”の状態ですでに究極のパフォーマンスバガーが登場

  • 2024.11.06  2024.05.23

ハーレーダビッドソンの「グランド アメリカン ツーリング」という、フラッグシップ的シリーズを支える「ロードグライド」と「ストリートグライド」の看板モデルが、2024年にリニューアルされた。最新モデルは性能そのものがよく、ノーマルのままでも走りが面白くなっている。カスタムシーンを大きく変えるかもしれない最新モデルの登場で、楽しみ方が広がることは間違いない。

カスタムか最新モデルか、ハーレーダビットソンの楽しみがさらに広がった。

CVOロードグライドST。2023年まで通常のラインアップでリリースされていたスポーツ色の強い「ST」だが、今年はCVOシリーズで登場。深いソロシート、そして高めのライザーにスポーティなハンドルバーを組み合わせたスタイルは、まさにパフォーマンスバガー。ST専用のチューニングが施されたエンジンはハーレー史上最高の126馬力を発揮する。544万2800円~

1月に発売されたハーレーダビッドソンの2024年モデル。注目は「グランド アメリカン ツーリング」という、ハーレーのフラッグシップ的シリーズを支える「ロードグライド」と「ストリートグライド」の看板モデルがリニューアルされたこと。

これにより現在のカスタムシーンのトレンドであるパフォーマンスバガーも作りやすくなった。というのも、走りの性能を重視するカスタムだけに、手を加えることで走りのポテンシャルアップを図るワケだが、最新モデルはその性能そのものがよくなって、ノーマルのままでも走りが面白くなっているからだ。

そして、毎年限定で発売されるハーレー社自らがカスタムする人気シリーズ「CVO(カスタム ヴィークル オペレーション)」には、まさにパフォーマンスバガーそのものといえるモデルが登場。専用の調整を施したエンジンは、かつてないほどにパワフルなうえ、足まわりも倒立タイプのフロントフォークに軽量なホイール&ローターで抜かりなし。さらには各部にカーボンパーツをおごるなど、“吊るし”のままで最高にクールな一台だ。

ノーマルを購入してコツコツ作り込んでいく楽しみ方もあるが、いきなりCVOを手に入れてしまうのも十分アリだろう。

高めのライザーにモトクロスバーを合わせるパフォーマンスバガーのトレンドを落とし込んだ、スポーティな印象のハンドルまわり
バネ下重量を抑えるべく、Y字スポークのホイールにウエーブタイプのディスクローターを採用。ブレーキキャリパーはブレンボ製だ
ST専用の「ミルウォーキーエイト121ハイ アウトプット」エンジンを搭載。ファイナルドライブを見直して、加速性能も高めている
迫力あるマフラーは軽量なチタンシェルとカーボンファイバー製のエンドキャップを採用。チラリと見えるシートもレーシーな形状だ

世界最速!! CVOのカスタムがお目見え

先日開催された「ママ トライド モーターサイクルショー」に展示されたハーレー社によるカスタム。カラフルなウインドシールドに加えて、ヘッドライトも同色にするなど西海岸の最先端を落とし込みつつ、さらに一歩先行くスタイルに仕上げた。まさに現在のカスタムシーンを体現した一台だ。

カスタム好きなユーザーから絶大な支持を受ける人気モデル

2023年登場の「CVOロードグライド」と同じ外装をまとって全面リニューアル。従来の2灯ライトも十分個性的だったが、新採用されたウインカー一体式のLEDライトによって、その個性がより強調された。また、フェアリングをはじめとした各部の造形を見直したことで整流効果も高められ、眺めてよし、乗ってよしの実力派に進化した。

ライザー部分がむき出しとなったことでカスタムのしやすさが向上している。

ギリシャ数字のオメガをさかさまにしたような造形から「オメガシェイプ」といわれる新型LEDライト。点灯時も美しいうえに視認性も高い。

曲面にエッジを立たせたことで印象が大きく変わったタンク。給油口はエアプレーンタイプを新たに採用した。

エッジを利かせつつ丸みをもたせたことでサドルバッグの容量も拡大している。

往年のスタイリングを現代仕様にブラッシュアップ!!

従来のシルエットを踏襲しつつも、造形を刷新したことで、まったく新しい印象となった新型ストリートグライド。これは見た目だけではなく、風洞実験によって高速走行時の安定性や快適性も向上している。昨年登場の「CVOストリートグライド」と同じ外装だが、新設計のホイールやエアクリーナーなどでCVOとはまた違った印象だ。

新設計のシートはパッドの素材や形状を見直したことで快適性が大幅に向上。パッセンジャー部分の厚みも十分に確保されている。

H-Dの象徴であるイーグルが羽根を広げたようなデザインを採用したLEDライト。ウインカーの点灯方法も斬新な印象。

フェンダースカート両わきにウインカー一体型のテールランプを装備。

排気量1923ccの117エンジンは冷却方法を見直したことで熱対策も万全だ。

【問い合わせ】
ハーレーダビッドソン ジャパン
https://www.harley-davidson.com
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※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)

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