オリジナルブレンドの唯一無二のウイスキーが楽しめる「INC & SONS」。

蒸溜所に別注してオリジナルのウイスキーを作るのではなく、好みのウイスキーを組み合わせ、さらに熟成させてオリジナルブレンドの唯一無二のウイスキーを楽しめる店がある。大阪・北浜にある「INC & SONS」は美味しいお酒と本格的サウンドシステムで音楽が楽しめる入り浸りたくなるバーだ。

固定概念にとらわれず、いろいろな樽で熟成させても面白い。

INC & SONSで提供しているオリジナルブレンドは、アイリッシュウイスキーがベースになっている

大阪にあるバー「INC & SONS」では、スコッチウイスキーのタプロースが入れられていた樽に、ジェムソン スタンダードとブラック・バレル、グレンダロウ・シングルグレーン・トリプルバレルの3種類のアイリッシュウイスキーを入れ、1~2カ月ほど熟成させてオリジナルブレンドのウイスキーを提供している。

カンパリ、ベルモット、ドライジンを合わせたカクテル「ネグローニ」も樽熟成。これはそのグラス

単にウイスキーをブレンドするだけでなく、元々入っていたウイスキーの香りが移るため、唯一無二のウイスキーができるというわけだ。

スタッフの藤田祐介さんいわく、「例えばワイン樽を使えば入れたウイスキーにワインの香りが移るし、コーラを入れて置いた樽にラムを入れれば、ラムコークのような風味になります。飲み終わったら次に違うウイスキーを入れると、前に入れていたお酒の風味が移るといういう仕組みです」

市販のミニ樽もあるので、自分なりのオリジナルを作っても面白い。

ボトルキープができ、オリジナルブレンドを使ったカクテルを作ってもらうのもいいだろう
東京にある姉妹店「INC CACKTAILS」のオリジナルブレンド。シーバスリーガル12年と18年、ストラスアイラ12年をブレンドして樽熟成

お酒に合う音楽が流れるカジュアルスタイルのバー。

オールドアメリカをイメージした店内。1960年代を意識した内装デザインで、 落ち着く空間に仕上がっている

大阪市中央区のオフィス街の地下に、INC & SONSはある。オールドアメリカを彷彿させる内装デザインで、落ち着いた雰囲気でありながらもカジュアルにお酒を楽しめるバーだ。

店名にもあるようにおすすめはカクテル。定番メニューはもちろん、旬の素材を使った創作カクテルは、驚きと意外性があり試してみる価値ありだ。またアメリカにおける禁酒法時代のレシピを再現するなど、空間と共に当時の雰囲気を味わえるのもこの店ならではだろう。

お酒を飲みながら音楽を楽しめるのも魅力。3000枚のレコードを用意しており、1960年代のブラックミュージックを中心に流れている

そしてお酒と一緒に楽しみたいのが音楽だ。ALTECのスピーカーとアンプを設置し、ターンテーブルはRek-O-kut RONDINEなど、サウンドシステムも本格的。レコードも3000枚ほど用意しており、その時の空気感や雰囲気に合わせて選曲してくれる。時々DJがここでプレイするなど、訪れるたびに違う雰囲気で音楽を楽しめるのもいい。

仕事帰りや休日に、現実から離れて自分だけの時間を過ごしたいとき、美味しいお酒といい音楽にどっぷりと浸ってみてはいかがだろう。そのくらい居心地のいいお店だ。

入り口のドアを開けると、店内へと誘う階段が。ワクワクする仕掛けだ
テーブル席はモスグリーンのテーブルとトーネットのチェア、オリジナルのソファを組み合わせている
店内にさりげなく飾られたロバート・ロンゴの作品。店の雰囲気とぴったりハマっている

【DATA】
INC & SONS(インク&サンズ)
大阪府大阪市中央区淡路町2-3-12 CMB Bld B1F
TEL06-6228-1114
営業/17時~26時(L.O.25時30分)
http://www.inc-sons.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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