あの頃、大好きだった昭和のお菓子をもう一度。

子どもの頃、お小遣いを片手によく食べた昭和のお菓子。今も変わらず残っているものもあれば、販売中止になってしまっているものもある。そこで、懐かしいお菓子を集めてライトニング編集部のみんなで試食会をした。昔から変わらないものもあれば、時代に合わせて進化しているお菓子もあった。

1.ハイチュウ/森永製菓

1975年の発売以来、多種多様なフレーバーがラインナップ。加えてご当地ハイチュウも登場する超ロングセラー。キャラメルとグミの中間のような食感は、唯一無二。今度は何のフレーバーでファンを喜ばせくれるのか、期待しかない。

「ハイチュウと言えばこの食感だよね。口に入れた瞬間に噛みたくなる! でも差し歯の人は気を付けて」(ADちゃん)

2.きのこの山/明治製菓

たけのこの里と人気を二分するきのこの山。外側のチョコレートの内側にミルクチョコレート、そしてカリッとしたクラッカーの組み合わせが絶妙。いちご&ショコラと、玄米粉を入れたクラッカーと甘さ控えめのチョコレートの厳選素材も仲間入り。

「俺は断然きのこの山派。カリッとした食感となんてことのないチョコレートがすごく合うんだよね」(モヒカン小川)

3.たけのこの里/明治製菓

口溶けのよいクッキーに、ミルクチョコレートとさらにまろやかなミルクチョコレートを層にした人気菓子。きのこの山同様、いちご&ショコラと、ヘーゼルナッツを入れたクッキーと、甘さ控えめのミルクチョコレートもある。

「きのこの山派とは言ったものの、やっぱりたけのこの里もウマイ! これは比べるものじゃないね」(モヒカン小川)

4.フルーツフーセンガム/丸川製菓

正方形の小さな箱に丸いガムが4個入ったフーセンガム。我々の世代であれば、誰もが口にしたことのある懐かしいガムだ。オレンジ、グレープフルーツ、イチゴのラインナップも変わらない。ちなみにアタリ付きの6個入りもある。

「フルーツの甘いフレーバーが大好きでした。4個一緒のに口の中に入れて膨らませる! そう、コレ!」(イスカンダル功)

5.クリエイターズグリコ/江崎グリコ

じゃんけんのグーが「グリコのおまけ」で7歩進める、という遊びが流行るほど大人気だったグリコ。キャンディをな
めがら、おまけを開ける楽しみは今もワクワクする。現在はパワーアップし、10人のクリエーターによる精巧なおまけが手に入るぞ。

「グリコのキャラメルが大好きで、スーパーに行くと親にかってもらってました。食べておまけで遊ぶ! 当時は正しい子どもだったんです」(めぐミルク)

6.カール/明治製菓

カールおじさんのCMが耳に残るおやつの大定番。サクサクの軽い食感と口溶けが最大の特徴。いまは西日本限定になってしまい、東日本ではなかなかお目にかかれず残念。西日本方面に行ったらゲットしておきたい。

「カールならではの軽い食感が止まらない! 口の中の水分でふわっと溶けるから、もっとビールを飲みたくなっちゃう」(めぐミルク)

7.わなげチョコ/フルタ

1968年に発売されたロングセラー。カラフルなチョコがわなげ型のブリスター容器に入り、見た目にもかわいらしい。入っているチョコはランダムで、好きな色が多いものを選んでしまいそう。

「粒状のチョコだから、次々と口の中にいれちゃうんだよね。食べきりサイズっていうのがいいよね~」(ランボルギーニ三浦)

8.キャラメルコーン/東ハト

誕生から50年以上のロングセラー。発売当時は袋に透明窓があり中身が見えるようになっていた。味のバリエーションも増え、季節限定商品も登場。いろいろな味を楽しめるのもキャラメルコーンの魅力になった。

「ローストピーナッツと塩気が甘いキャラメールコーンに移るんですよ。香ばしさもあって、ウマイ」(イスカンダル功)

9.コーラアップ/明治製菓

発売当時の復刻パッケージで登場したコーラアップ。超ハードな食感が特徴で、噛むほどにコーラの味がじゅわっと出てくる。受験勉強のお供にもよく食べられていた。復刻パッケージは販売終了し、在庫のみ。

「結構噛み応えがあるグミで、噛んでも噛んでも味が濃厚。ついつい手が出ちゃうクセになるお菓子」(モヒカン小川)

10.パチパチパニック/明治産業

我々の世代にとってはじけるキャンディといえば「ドンパッチ」だけれど、いまは明治製菓のパチパチパニックが主流。口の中に入れると細かいキャンディがパチパチと音を立ててはじける。ラムネ入りで、ラムネの味とパチパチでで口の中は大騒ぎだ。

「はじけるキャンディーは、どハマりしたお菓子のひとつ。パチパチの刺激は今も楽しい!」(めぐミルク)

(出典/「Lightning2023年4月号 Vol.348」)

この記事を書いた人
めぐミルク
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めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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