今回は、「かつてMー65を着てニューヨークを歩いていたら、通行人のおじさんに『デ・ニーロ!』と声を掛けられた(冷やかされた)。まぁコスプレにしか見えなかっただろうな(笑)」という革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!
寒いニューヨークで出会った「ショット」のチェスターコート。
8月に引き続き、今月もニューヨークに行ってきた。目的は同じ、ショットのファクトリー取材。前回はカナダ・ミネソタ・マサチューセッツ・ニューヨークとあらゆるところを飛び回り、ニューヨークには結局24時間も居られなかったのだが、今回はニューヨークに1週間滞在とのんびり。
8月は暑くて、レザーベストでの取材だったが、今回のニューヨークはさすがにちょっと寒かった。日本から516USTワンスターを新調して行ったのだが、朝晩となるとTシャツ+ワンスターではちとつらい。
ちょうど撮影でソーホーのショット直営店にお邪魔する機会があったので、ワンスターの上から羽織れるものをあれこれ探していると……出会いましたよ、このチェスターコートに。

シングルブレストで革ジャンの上からでもすっきり羽織れるし、なにより暖かい。喜び勇んでレジに持っていくと、わざわざ日本から撮影に来てくれたお礼に、なんとプレゼントしてくれるというではないか! まさに嬉しいサプライズ。本当に嬉しくて、その日からニューヨーク滞在中はもちろん、日本に帰国してからも、ずっと着ているというわけ。
このコートを羽織りニューヨークを歩き回っていて思ったこと、それは「ニューヨークにはロングコートが無条件に似合う」ということ。なんで似合うのかは、ぶっちゃけわからない。煉瓦造りの旧い建物が多いせいかもしれないし、ただ単に寒いからだけかもしれない……そんなことを考えていたら、答えに行きついた。おそらく映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のジャケット写真のせいなのではないか。
というわけで行ってきましたよ、ジャケ写の舞台となったブルックリン橋。自分で言うのもなんだが、カメラマンさんに撮ってもらった俺のコート姿の写真、超カッコよかったです(笑)。まぁ映画の内容は覚えてないんだけどね。



Photo/A.Kuwayama 桑山章
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