ナックルヘッドとパンヘッドに乗るガールズバイカー。


東京にナックルヘッドとパンヘッドに乗るガールズバイカーがいる。そんな噂を聞きつけ、取材陣が向かった先にいたのが、オシャレで小柄な女性が2人。ともに平成生まれというから驚く。しかも車両もセンスよくカスタムされていて、最高にイケているのだ。

「大学生の時からホットロッドショーなどに出入りしていました。当時もバイクに乗っていたので、旧車のハーレーにはいつか乗りたかったんです」と語る櫻井さん。
’70年代のオリジナルカスタムペイントを纏ったパンチョッパーが愛車。ホワイトをベースにしたカラーリングはファイヤーパターンでもハード過ぎず、絶妙なバランス。一方の藤本さんの愛車は、ナックルヘッドの最終となる’47年モデル。ショベルヘッドから乗り換えたそうで、いちから組んでもらったチョッパー仕様。
「購入は3年前にT︲スポーツモーターサイクルで。いつかはナックルという夢が叶いました!」


1957 HARLEY-DAVIDSON FLH PANHEADのディテールを拝見!
タンクはハーレーのハマータンクが流用されている。タンクにキースイッチのない中期モデルだ。
CORBINのチョッパーシートは’70sのヴィンテージ物。’60sのAEE製シーシーバーも決まっている。
エンジンは’57年製のパンヘッドにハンドクラッチを組み合わせている。
1947 HARLEY-DAVIDSON FL KNUCKLEHEADのディテールを拝見!
ハーレー初のOHVエンジンであるナックルヘッドの最終年となる1947年製で、純正キャブレターであるM35を装備。
タンクは上記の櫻井さんと同じハーレーのハマータンクだが、キースイッチの付いた初期モデルとなる。
ヴィンテージのチョッパーパーツを使ったハンドル周り。
(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/A.Shimosaka 下坂明弘
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