そんな「BESS」の家の特徴、主な種類から実際に暮らす人たちのライフスタイルまで、あらゆる角度から徹底リサーチ! 一生に一度の大きなお買い物前に知っておきたい情報をお届けする。
そもそもログハウスとは? ログハウスをおすすめする6つの理由。
ログハウスとは、その名の通り「ログ(丸太)」など木材を積み重ねて四方の壁を作る工法(丸太組み工法)の家のことを呼ぶ。「大草原の小さな家」がまさにそれ。西部開拓時代を舞台にした映画やドラマに登場する家屋の多くが、ログハウスである。
ログハウスの魅力といえば木の温もりであることは間違いない。木は一本ごとに表情が異なるだけでなく、表面のエイジングを楽しむことだってできる。“生きた素材”を使っているからこその“表情”や“時の流れ”が、「温もり」を感じさせ、人を癒してくれるのだ。
それに何かを固定したければクギを打ってしまえばいいし、イメージチェンジをしたければ、壁をDIYでペイントしてしまってもOKというのもログハウスの特徴だ。ログハウスでの暮らし方にただ一つの正解は存在しない。自分好みにアレンジして、より自分らしい空間に育てていく、それこそがログハウス最大の魅力であり、楽しみ方なのだ。
以上のようなログハウスの特徴・魅力を踏まえ、改めてログハウスがおすすめの理由を6つ紹介する。
【おすすめポイント①】木の温もりに癒される。
何といっても、いちばん嬉しいのが木の温もり。ひとたび家の中が暖まってしまえば、木そのものが持つ蓄熱性によって、暖かさを感じるのだ。エアコンとは確実に違う暖かさを是非とも体感してほしい。
【おすすめポイント②】秘密基地気分が味わえる。
屋根の傾斜を活かした斜め天井の2階の各部屋は、ログハウスの醍醐味のひとつ(モデルによる)。屋根裏気分を味わえるだけでなく、天井が高いので、開放感と天窓からの眺めも楽しめるのが魅力。
【おすすめポイント③】趣味に没頭できる。
約50本分の木を使っているログハウスでの生活は、森林浴のようなリラックス効果によって、好きなだけ趣味に没頭できる。自分らしい時間を楽しむ空間として、これほど最適な空間はないのだ。
【おすすめポイント④】エイジングも楽しめる。
10年以上経過した床(写真奥)は、年月を経て飴色に変化している。住むほどに味わいが増しエイジングを楽しめるのも無垢の木のいいところ。
【おすすめポイント⑤】カスタムも自由自在。
無垢の木なのでクギの穴も気にならないし、ペイントすることでより自分色に染めることも可能。自分好みにカスタムしていくのもログハウスの楽しみ方のひとつ。
【おすすめポイント⑥】使い方に困る空間がある(いい意味で)。
日本でログハウスを広めたパイオニアである「BESS(ベス)」の「ワンダーデバイス」「カントリーログ」などでは土間をオプションで選択できる。バイクを入れてガレージとして使うもよし、靴を履いて過ごすアメリカンなリビングにするもよし、土間の使い方に正解はない。どう活かすか悩むのもまた楽しいのだ。
以上のおすすめポイントを聞いてワクワクしてきた人は、住まいの選択肢にログハウスを入れてみるといいだろう。趣味や遊び、おうち時間を充実させたい人にはログハウスは打ってつけの住まいなのだ。
ログハウスは平屋? 2階部分は2階じゃない?
ログハウスを選択肢に加え、いろいろ調べ始めると気になる用語のひとつが「ロフト」だろう。
2階部分を2階と呼ばず、ロフトと呼ぶことがあるのだが、これは建築基準法が改正される以前、丸太組み工法で2階建てが建築できなかったことに由来する。当時は平屋の小屋裏にドーマー(窓)を付けたロフトを設置し、居住空間を確保していたのだ。
建築基準法改正後は、丸太組み工法での2階建てが可能になった。だが、コストや開放感などの面で、全面的に2階を作ったものより、吹き抜けのあるロフト状の2階建てが現在も多くを占めている。
ちなみに、「BESS」の平屋といえば、10平米と非常にコンパクトで作業場、離れとして活用できる「IMAGO(イマーゴ)」というログ小屋がある。こちらは123万円で自作するコンプリートキットが用意されている。
▼「IMAGO(イマーゴ)」について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
ログハウスを身近にした「BESS(ベス)」。どんな種類がある?
ログハウスというと、先に述べたように「大草原の小さな家」のような、西部開拓時代の草原や森の中など、自然の中にある家。あるいは山小屋、別荘をイメージする人が多かった時代、1986年に「BESS」の前身である「ビッグフット」は誕生した。
“家は道具”のコンセプトのもと、そこから、ドームハウスやハンドヒューンログハウス、カントリーログハウスなど個性的なログハウスを世に送り出し、1998年には独自の燃焼実験により分厚い無垢材の耐火性を証明。それにより、建築可能エリアを市街地へと拡大させたのだ。
さらに、独自の保証システムの拡充により、2018年にはログハウスの自宅としての利用率が94%超に。それまで、山小屋や作業小屋としてしか利用できなかったログハウスを、自宅として利用するという新しい選択肢が「BESS」の登場によってもたらされたのである。
そして、2008年に「ビッグフット」より名称変更された「BESS」が変わらず打ち出しているコンセプト、それは “「住む」より「楽しむ」”。
「BESS」のログハウスに一歩足を踏み入れると、「どうやってこの家を楽しんでやろうか」と、遊び心がむくむくと湧き上がってくる……そんな住み手の創造性と遊び心を刺激する家、それが「BESS」のログハウスなのだ。
その住居としてのログハウスのパイオニア、「BESS」のログハウスの種類にはどんなものがあるのだろうか? 主要モデルを紹介していこう。
1.【WONDER DEVICE(ワンダーデバイス)】人気No.1! スタイリッシュなあなたにぴったりの“都会派モデル”。
デザイン性に優れた外観で、カントリーサイドはもちろん、都市部でもばっちりハマるのが、こちらの「WONDER DEVICE(ワンダーデバイス)」。「BESS」のラインナップの中でも特に人気のモデルだ。
外壁には縦の凹凸がシャープな印象のガルバリウムサイディングを採用し、ウッドとのコントラストが絶妙で、なんともスタイリッシュ。ガルバリウムのカラーも、写真のブルーの他レッドやブラックなど数種類から選べるのも嬉しい。
1階部分には広い土間空間も備え(ファントムタイプ)、オープンサッシュを全開にすれば、部屋の中とウッドデッキがつながり、大人数でのパーティも可能な広い空間が出現する。“遊び心” たっぷりのモデルである。
▼「WONDER DEVICE(ワンダーデバイス)」について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
2.【G-LOG(ジーログ)】広大なベランダ空間を、アナタならどう使いこなす?
絵本に出てきそうな、急勾配の三角屋根が特徴の「G-LOG(ジーログ)」。このモデルの人気の秘密は、「NIDO(ニド)」と名付けられた超ベランダ空間。
写真を見てもわかるように、ゆったりとくつろげる広さを持ち、オープンサッシュを全開にすれば、外と部屋の中がつながり、気持ちよさも倍増。このスペースをどう使うかが、「G-LOG」のキモとなる。
ティータイムを楽しんだり、食事をするのもアリ。ヨガをしたり、夜にゆったりお酒を飲むのも素敵な使い方だ。
このスペースを、「楽しそう!」ととるか、「無駄」と考えるかで、「G-LOG」の見え方が変わってくる。室内も、三角屋根のおかげで天井も高く、開放的で圧迫感をまったく感じさせない。
▼「G-LOG(ジーログ)」の特徴、魅力、実際に暮らす人たちの声が知りたい人はコチラもチェック!
3.【COUNTRY LOG(カントリーログ)】アメリカのカントリーライフに憧れてる人は、これしかない!
昔のアメリカ映画で観たような、“ログハウス然”としたモデルが、こちらの「COUNTRY LOG(カントリーログ)」。
木をふんだんに使い、ウッディな温かみに溢れた人気モデルで、アメリカの片田舎にぽつんと建っていそうなワイルドな外観デザインと、グリーンの色使いが印象的だ。
中に一歩入ると、そこは木の温もりに包まれた落ち着いた空間が広がり、時間がゆったり流れているかのような錯覚に囚われる。
オプションの土間空間にも木が敷かれ、薪ストーブとの相性もばっちり。アウトドアや釣り、DIYなど、アクティブな趣味を持った人にも人気で、趣味の道具をインテリアとして並べるのも楽しい。
▼「COUNTRY LOG(カントリーログ)」について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
4.【WONDER VOID(ワンダーボイド)】2階はなんとスケルトン! 自分仕様にカスタムして住むならこちら。
ウッドの温もりとガルバリウム鋼板のクールさが組み合わさり、スタイリッシュな外観を持つ「WONDER VOID(ワンダーボイド)」。
写真は外壁の色も同じなので、【1】で紹介した「WONDER DEVICE(ワンダーデバイス)」に瓜二つに見えるが、こちらは2階に設けられた大きな窓が特徴。
しかも、2階部分はなんと部屋の仕切りがない“スケルトン” になっており、大きな空間をとれるのも、暮らしの夢がふくらむポイント。
自分で仕切りをつけて部屋を作るのもアリだし、広々とした空間をそのまま使うのもいい。どう住むかはあなた次第なのだ。
▼「WONDER VOID(ワンダーボイド)」についてもっと知りたい方はこちらの記事をチェック!
5.【倭様「程々の家」(やまとよう ほどほどのいえ)】どこか懐かしい、日本の風情感じる木の家。
こちらは和モダンな雰囲気を漂わせるモデル、倭様「程々の家」だ。
日本の感性を大切にしながら、凝り過ぎず、作り過ぎず、飾り過ぎず……といった、「程々」という絶妙なバランスを追求。どっしりと低く構えた佇まいや、陰影が織り成す美しさなど、随所に日本の美と粋を感じさせる。
軒を低く長く伸ばし、家全体を抱え込むように守る「甲羅屋根」や、家の内と外をつなぐ「広縁」など、日本家屋を彷彿させながら、現代に合わせてモディファイされたスタイリッシュなデザインはさすがの一言だ。
▼倭様「程々の家」について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
6.【BESS DOME(ベスドーム)】未体験の丸い空間をアイデアで使いこなせ!
個性豊かなログハウスで人気を博す「BESS」のラインナップの中でも、一際異彩を放つのが、球体をしたドーム型の空間「BESSドーム」だ。
三角形を組み合わせたその外観は、「家は四角い」という固定概念を一発で吹き飛ばすほどのインパクト。「遊び心溢れる……」なんてコトバでは括れない、まさに「秘密基地」のよう。
バックミンスター・フラーによって考案されたジオデシックドーム理論に基づいた、地震や強風に耐える強靭な構造となっている。
またその構造上、1階中央の柱以外に構造壁を設ける必要がないため、間取りレイアウトの自由度が高いのも「BESSドーム」の特徴だ。どう住むかは、まさにあなたの感性次第だ。
▼「BESS DOME(ベスドーム)」について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
以上の6つが「BESS」が提供している主なログハウスになる。
それぞれ、どんな暮らし方やカスタムをしているか実際の様子は、下記特集ページにてご覧いただける。どのタイプにすべきか悩んでいる人はぜひ参考に!
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