【座談会】エイジングジーンズに軍モノのジャケットを合わせたい!【コーディネイト】

  • 2023.04.21  2021.02.26

今月で3号連続となってしまった編集部員の座談会。今回は特集テーマに合わせて軍モノのジャケットをエイジングジーンズに合わせてみた。ダラダラと意味のない会話を繰り広げる、編集部員のリアルトークをお楽しみあれ!

モヒカン小川(左)

革ジャンをはじめレザープロダクツを愛してやまない名物編集者。ミリタリー系ではフライトジャケットに目が無く、現在は馬革のAN-J-3Aに照準を定めている。

サカサモト(中央)

ナイロン系のミリタリーウエアにハマり中の本誌編集部員。最近通い始めたジムで着るため、軍モノのTシャツやショーツなどのトレーニングウエアを物色中。

ランボルギーニ三浦(右)

札幌の某有名古着店にてバイヤーを務めていた稀有な経歴を持つ本誌副編集長。最近はB-10かB-15A、つまりはボア付きのコットンフライトを探しているとか。

前号までのあらすじ

前号の内容は色落ちデニムにミリタリーグリーンが鉄板となることを証明し、ますますエイジング加工のジーンズの魅力にハマっていった編集部員たち。それにしても、どんな着こなしにも対応する色落ちしたジーンズってやっぱり凄い!

ミリジャケに色落ちしたジーンズは王道中の王道でしょう!(小川)

モヒカン小川(以下、小川) あのさ、前回もデジャヴって話が出たけど、今回はさらに既視感が強くね?

ランボルギーニ三浦(以下、三浦) 確かに。前回のテーマはミリタリーグリーンでしたもんね。

小川 で今回がミリタリージャケットだろ? 言うこと変わらなくなっちゃうよ。コピペしとく?

サカサモト(以下、坂本) いやいや、なに言ってんすか。ミリタリージャケットといってもグリーン系だけじゃないですから。レザーフライトも、ナイロン系も色々ありますって。

小川 まあそうだな。でもミリタリージャケットにジーンズは鉄板だな。さすがにセットアップで軍パンを合わせるのはソルジャー感が出ちゃいそう。

坂本 確かに(笑)まぁ同じ色じゃなければいいですけどね。

小川 だから上がA‐2でパンツがタイガーカモとかは結構好き。WW2とベトナムだから、出自が違うから俺的にOKにしてる。

三浦 なるほど。小川さんの中でのルールがあるんですねぇ。僕のルールとしては時代より、軍で縛りたい派です。USNとU SMCを一緒に着ないようにするとか。

坂本 それはあるっすね。でも僕は気づかず着てる時あるけど。途中で気づいて「やっちまったー!」ってなる(笑)

小川 まぁとにかく、俺はミリタリージャケットに関してA‐2が着れる季節になっただけで大満足(笑)

三浦 とか言って、A‐2の小川さんなんて、年に数回しか見ませんよ。

小川 いいんだよ。A‐2は俺的にライトゾーンの日に着る

坂本 何すかそれ?

小川 気温が20度前後で湿度もなく涼しい日。秋に5日あるかないかだけど……。ちなみに俺はその5日間をA‐2タイムと呼んでいる。

三浦&坂本 知りませんよ(笑)

小川 気づいてないかもしれないけど、冬もインナーに着てるよ。A‐2の上からM47パーカとかを羽織ることもある。

三浦 さすがですね!

坂本 でも〆切前もデスクで着てるときありますよね?

小川 原稿が書きやすいんだよ。袖にジッパーが無いからキーボードが叩きやすい。あ、ちなみにA‐2着てる時の俺の席はデスクじゃなくて、コクピットだから。

三浦&坂本 知りませんて(笑)

坂本 じゃあ、三浦さんはミリタリージャケットだと、どんなのが好きなんですか?

三浦 そうねぇ。戦闘服っていうよりは、民間用に転用されたものだったり、ミリタリーカルチャーで生まれたものだったり、背景のあるプロダクツ好きかな。

小川 おぉさすが。選び方のステージが違うぜ。年代はやっぱり旧い方が好きなの?

三浦 いや、そこまで気にはしてないですね。ただ普段の服に合わせたいから、そこそこ旧いデザインが好みかも。だからコットンとかウールみたいな天然素材系が多くなっちゃいますね。

小川 なるほど。じゃあサカサはどんなのが好き?

坂本 僕はファティーグ系が好きですけど、最近ナイロン系のほうが気になるんですよね。

三浦 着てるねぇ最近。

坂本 ’90〜’00年代ぐらいのトレーニングジャケットが結構面白くて。ヴィンテージだとUSMAとかNAVYとか入るだけで高いじゃないすか。この年代だと手ごろなんでついつい買っちゃう。

三浦 まぁスウェットも高くなったもんなぁ。確かに最近の軍モノは狙い目かもね。てか、いま着てるコーチジャケットもUSMAのプリント入りじゃん。

坂本 そうなんす。コーチジャケットは陸海空の士官学校は頑張って集めました(笑)

小川 確かにコレクションするのもミリタリーの楽しみ方のひとつだな。俺もA‐2はコントラクター別で持っていたい派だから。

三浦 だいぶマニアックな集め方ですね(笑)

坂本 小川さんがフライト語り出すと止まらないすからね(笑)

小川 うん、俺はぜんぜん話したりない。

三浦 てかさ、この企画って連載になったんだったら、動画にすればいいんじゃない?

坂本 それナイスアイデアかも!

小川 いいじゃん。やってみる?

坂本 とりあえずライブ配信にしましょう。編集作業大変だから(笑)

三浦 何でやる? インスタ?小川 いやモヒキンとしては、やっぱYouTubeかなぁ。

三浦 ヒカキン意識しまくってるじゃないですか(笑)

坂本 決まり! とりあえずこの号が出てしばらくしてからにしましょう。

三浦 そだね。詳細が決まったらインスタとかFBとかで告知するということで!

モヒキン ブンブン。ハローYouTube。絶対見てくれよな!

公式YouTubeチャンネルはこちら!

エイジングジーンズを使った三者三様のミリタリーコーディネイト。

と、いうわけで今月のテーマであるミリタリージャケットに色落ちしたジーンズあわせた三者三様の着こなしを紹介する。どんな服でもバッチリ似合う、色落ちしたデニムの万能性を刮目せよ!

3人が穿いてる加工ジーンズはコレ!

Warehouse&co.2nd-hand Lot.1105|前号と同様、今回も3人がスタイリングで穿いているのは、ややテーパードしたウエアハウスのセコハンシリーズのLot.1105(淡)。ややテーパードした1960年代のモデルをもとに再現した。2万6400円(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899)

【モヒカン小川の場合】革の伝道師が着るレザーフライト三段活用。

1.ワイルドなレザーフライトには白Tがいちばん似合うのさ。

俺は重ね着が好きじゃないので、A-2には白T+デニムが定番の合わせ方。丈感の絶妙なハイウェイナインのTシャツに合わせることが多いかな。そもそもA-2を着て俺をカッコよく見せるよりも、俺が着ることでA-2をカッコよく見せる方が大事。この違い、わかる?

2.寒い日にはG-1+ネルシャツが冷えた俺を暖めてくれる。

G-1に限らず、ライダースの時でも寒いときはネルシャツを中に着てる。特にG-1は首周りにボリュームがあるので、ネルシャツを合わせた時のバランスもいい感じ。ブラウン系の革ジャンには、同じ暖色系のネルを合わせるのが俺の流儀。胸元のボタンは外してます。

3.軽い感じでシープムートンを着たいなら、B-6を選ぶべし。

シープムートンジャケットと言えばB-3が有名だけど、爆撃手でもない俺には無用の長物。その点B-6ならインターメディエイト用だし、東京の気候にもぴったり。とはいえボリューム感はあるので、シンプルに合わせたい。大きめのTシャツやスウェットが気分かな。

新旧を問わないナイロン素材の蒐集家【サカサモトの場合】

1.中綿が無いL-2Aってマジで使いやすい。

中綿が無いL-2ジャケットってホントに便利。普段から黒いインナーや靴が多いので、L-2A以降のネイビーよりかはオリーブグリーンのL-2が好き。ニットキャップはレスキューオレンジをイメージしてます。

2.とことんラフな最近のお気に入りスタイル。

’90年代らしいビッグシルエットのトレーニングJKTにドハマり中。セコハンと同じトーンのグレーだからコーディネイトに馴染みやすくて、ついついこのコーデに頼りがち。秋はインナーにパーカを合わせてもよさそう!

3.ブックに置き換えただけで、ジーンズの印象が変わる!

イマドキ仕様のシルエットに変更しているウィリアム・ギブソンのN-3B。着こなしに使う色を黒に絞ったことで、セコハンが差し色のように際立ちました。濃い色のデニムでも一体感も生まれて大人っぽく着こなせそう。

あらゆる天然素材を着こなす魔術師【ランボルギーニ三浦の場合】

1.ウールJKTをスポーティなテイストで合わせたい!

厳密には軍モノではないけど、CCCジャケットはA-1型なので個人的にはミリタリーと同感覚。シャツと革靴でカッチリ着こなすのもカッコいいけど、今年はパーカとニットキャップでスポーティに合わせるのが気分かな。

2.ダウンJKTの中でもB-9ならインナーと靴で様々な着こなしが可能!

冬の鉄板、ダウンJKT。アウトドアブランドの派手な配色も大好きだけど、セコハンと組み合わせた着こなし幅を広げるなら、B-9がオススメ。ワークスタイルからカレッジスタイルまで、インナーと靴で自在に変化する。

3.’90年代の王道ヴィンテージスタイルをちょっとだけ今っぽく!

デニムonデニムは、色落ちデニム同士(色合いは違ってもOK)なら基本的にカッコよく仕上がる。今ならGジャンがいいかな。そこに別珍スカジャンをセット。ハットとゆる〜いスウェード靴で外せば、脱’90年代に!

(出典/「Lightning 2020年12月号 Vol.320」)

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