2ページ目 - やっぱり革ジャンといえばライダースジャケット! シングルにするかダブルにするか、選び方教えます。

ライダースが主役のコーディネイトをチェック!

ライダースとひとくくりにしても、シングル、ダブルなどタイプがあることがわかったところで、実際にどんな着こなしができるのか気になるところ。バイカーが愛するジャケットということもあり無骨なイメージが強いが、その着こなしの幅は無限大。レザーラバーのテッパンコーデをファッションチェック!

1.「フェイクα」ショップマネージャー・澤田一誠さん×ダブルライダース

ダブルライダースにストレートの5ポケットジーンズとエンジニア。アメカジの王道と言えるスタイルだが、このスタイルにここまで強いこだわりを持つ人は他にいないだろう。ライダースは映画『乱暴者』でジョニーが着用したと言われるデュラブル製。そして、みぞおちで留めたジップの位置もジョニーを意識したものだ。ジーンズもエンジニアもヴィンテージを愛用。10年以上前からこれが澤田さんのスタンダード、流行に捉われず変わらない男の格好良さを体現している。

ここがこだわり!

バイクに乗る際は一番上まで閉める。ブラックのライダースに合わせて、デニムもブーツもブラックに統一するのがこだわりだ。

2.「ハンガー」ショップマネージャー・安達伸吾さん×ダブルライダース

ダブルライダースをゆとりのあるサイジングや小物の色使いでカジュアルに着崩すのが安達流。グリーンのカラーレザーにストライプのイージーパンツ、さらにオレンジのニットキャップやスニーカーを合わせた、まさに脱力系ライダースコーデ。ロストコントロールのライダースは着丈が長めに作られていて、安達さんはバイクに乗るとき以外はフロントを開けて着るので、インナーのTシャツはジャケットから裾が長めに出るくらいがラフな雰囲気で着こなすにはちょうどいい。

ここがこだわり!

ジャケットの裾から少し長めに出るくらいのオーバーサイズのインナーが力の抜けた雰囲気を演出。パンツもワイドシルエットを選び、フロントも基本オープンでカジュアルに着こなすのがポイント。

3.「ラングリッツ東京」ショップマネージャー・猪狩顕さん×レザーセットアップ

上下ともにレザーを纏った難易度の高いコーデを日常的に着こなす猪狩さんだが、その着こなしはまずバイクに乗れることが大前提。そして、インナーを着込む余裕がありながら着膨れしないジャケットの絶妙なサイズ感にも注目したい。また、ジャケットとパンツの間にベルトが見えるようにバイクに乗る時以外はややパンツを下げて履いているのもポイント。足元は常にウエスコだが、レースアップかエンジニアかはその日に乗る愛車のとのバランスを考えて選んでいると言う。

ここがポイント!

ジャケットとパンツの間にベルトが見える丈とパンツ゚の絶妙な位置が猪狩さんのこだわり。

4.「US」代表・植村肇さん×シングルライダース(スタンドカラー)

ヴィンテージハーレー乗りの植村さんが10年以上着続けていると言うレザージャケットは’60sのショット641。逆ハの胸ポケットが特徴で、スタンドカラーのシングルライダースはバイクに乗る際に実用性が高いだけでなく、合わせるアイテム次第でカジュアルダウンしたラフな着こなしにもハマる。ハードな方向から崩すことを意識したややオーバーサイズのプリントTee やさりげない小物使いで、シンプルにまとめながらも力の抜けた大人のストリート感を演出している。

ここがポイント!

インナーはオールドステューシー。ベルトを垂らすのもカジュアルダウンを意識したテクニック。

5.「ジェラード」代表・後藤洋平さん×ダブルライダーズ

オリジナルのネイビーレザーのダブルライダースにタイトなブラックデニムを合わせる後藤さん。コテコテにならないように意識したと言う着こなしは、フロントジップを首元まで閉めてシンプルなカラーリングでまとめたクリーンな雰囲気。全体的に重くならないようにブラックデニムは色が濃いものではなく程よく色落ちしているのもポイント。黒系のブーツを合わせるとロックな印象になりそうだが、刺し子のスリッポンの軽さを引き立てるパンツの絶妙な丈感も参考にしたい。

ここがポイント!

刺し子生地のスリッポンを合わせてカジュアルな印象に。ブーツでなくスニーカーを合わせるだけでカジュアルダウンになる。

6.「ラングリッツ・ジャパン」岡本隆則さん×シングルライダース(オフセットタイプ)

ブランドの始まりのモデルとして思い入れのあるモデルだと言うデスズ・ヘッドを着用する岡本さんの着こなしのマナーは、すべてのアイテムが機能的であり、飾りだけの装飾ではなくその機能性に基づくデザインであるということ。愛車の時代感を意識しながら、ジャケットを始め、AOのアビエイターグラスやトゥが薄く、ヒールカウンターを外側に配さないクラシカルなエンジニアブーツなど、タウンユースからバイクライドまでを隙なく網羅するスタイルだ。

ここがポイント!

バイクに乗る際はウエストバッグを斜めがけすることが多いとか。ベルトを短く、バッグをフロントに配置することによってバイクに跨りながらでも荷物を取り出すことができる。

▼もっとライダースコーデをチェックしよう!

ライダースジャケットのおすすめコーディネイト20選。レザーブランドのスタッフを参考にしよう!

ライダースジャケットのおすすめコーディネイト20選。レザーブランドのスタッフを参考にしよう!

2022年09月09日

▼こちらの記事もチェック!

一生モノの革ジャンを選ぶ時に知っておきたい7つのこと。-おすすめブランドからお手入れまで‐【保存版】

一生モノの革ジャンを選ぶ時に知っておきたい7つのこと。-おすすめブランドからお手入れまで‐【保存版】

2022年11月08日

(出典/「別冊Lightning Vol.220 革ジャンの教科書」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
この記事を書いた人

モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...