既存のキャンプ道具を、ミリタリーカスタムする!

  • 2022.06.13  2019.10.12

10代でバイクにハマり、キャンプツーリング用のテントからアウトドア用品の収集がスタートしたというバリスティクス代表・塚原さん。一時期はテントだけで60張も所有するなど、収集癖があると自他共に認める。そんな塚原さんの愛用品は、ミリタリー物や男らしくもこなれたカスタム品が多い。特にここ数年流行っているシートなどの張り替えカスタムは、塚原さんが第一人者といえる。

バリスティクス代表・塚原学さん  1971年生まれ。栃木県出身。ミリタリーとアウトドアに特化したバリスティクスの代表。ギアに関しての造詣が深いスペシャリストだ

「もちろんメーカーさんが作っているものにケチをつけるつもりは毛頭ありません。自分もモノづくりをしているからこそ、生産性や価格などを考えると素晴らしいものだと思っています。ただ実際に使っていると、こうした方が自分のスタイルに合うなと思うことが多く、それならカスタムをしてしまおうと始めたのがきっかけです。それを欲しいと言ってくれる方々が増えて、商品になったという感じですね。

逆にヴィンテージのミリタリーものは基本的にカスタムしないですね。何十年も前のものなので、不満はありますが、それも楽しむものですから(笑)。ただローバーチェアに関しては、イメージはそのままに、より日本人向けのサイズ感で座りやすいように、設計から見直して再構築しました。新しくロータイプのローバーチェアも作ったのですが、その仕上がりにはとても満足しています」

国や時代に関係なく、 様々なランタンなどが 並んだアトリエの一角。 ここまで集めるとインテ リアとしても成立する

塚原さんのミリタリーなキャンプ用品を拝見!

ミリタリー&アウトドアアイテムのスペシャリストである塚原氏。愛用のキャンプ道具は、ブランドの世界観そのままに男心をくすぐるものばかり。既存のキャンプ用品にアイデア満点の魅力的なカスタムを施す達人の愛用品を拝見させてもらった。

Vintage Lantern

右はアメリカ軍に納入していたコールマン製のミリタリーランタンで1958年製。左はドイツのフュアハンドランタンで1920〜’30sのもの。どちらもキャンプで愛用中だ。

VINTAGE MILITARY STOVE

左がイギリス軍のハーロックで、右がアメリカ軍のコールマン製ストーブ。どちらも当時の純正ケースが付いている。しっかりと手入れをしているので、使用可能である。

U.S. ARMY MEDICAL TABLE

野戦病院で使われていたかなり珍しいロータイプのフォールディングテーブル。本などを読むために天板の角度を変えることができるギミックもおもしろい。スチール製なので火器類を載せて使用可。

U.S. ARMY MILITARY CUTLERY

米軍で使われていたメスキットパン(フライパン兼取り分け皿)は、100年以上前の物で決して使い易くはないが雰囲気重視で使っている。

BALLISTICS MULTI COVER

カセットのガス缶やペットボトル、某車用品店のオリジナルウェットティッシュなどに巻きつけるカバー。コーデュラナイロン製。各3132円

BALLISTICS KITCHEN PAPER CASE

アウトドアフィールドでも雰囲気を壊さず、中身を守ってくれるキッチンペーパーカバー。左はアメリカサイズ向
け。右/ 5292円、左/ 6372円

BALLISTICS MEISTER SHEET

カーミットチェア用のカスタムグッズも多数展開する。シート1万6956円、サイドボックス9612円、カップホルダー3888円、ショートエクステンション8964円

他にもラインナップは豊富。ミリタリー好きならば、キャンプ用品もミリタリー仕様にカスタムしてみてはいかがだろうか?

【問い合わせ】
バリスティクス
TEL03-5766-5615
http://www.ballistics.jp

※掲載情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2019年10月号」)

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