文房具の歴史を塗り替える、最新・名作ステーショナリーベスト3。

仕事に勉強に、日々お世話になっている文房具。昔から形や使い方はそれほど変わっていないが、そんな中でも名作が数多く生まれていることをご存知だろうか? ここでは、そうしたステーショナリーのニューカマーから「ロングセラー間違いなし!」と思われるモノばかりを集めてみた。今までにない機能や実用性の高さに、目からウロコが落ちるはず。

1.クレヨン感覚で使える「ステッドラーのテキストサーファーゲル」

02マーカー
ステッドラー/テキストサーファーゲル 価格:各162円

ステッドラーは、1660年代の鉛筆作りからスタートしたドイツの老舗文具メーカー。世界中の建築家やアーティストが支持する製図用ペンや定規など、精巧なモノづくりで人気を集めている。

この蛍光マーカーは先端が丸く、クレヨンのようにグリグリと太めに描けるのに、ほとんどの紙で裏抜けしないという新感覚の筆記具。「塗る」感覚に近い滑らかな書き味と鮮やかな発色が特徴だ。ドライセーフシステムにより、キャップを外したままでも2~3日はペン先が乾かず使用できるので、子どもにもおすすめ。

03st12_005
尻軸を回すと好みの量の芯が繰り出せるので、手を汚す心配もない
04st12_004
発色がよいのでイラストやポップの制作にも。現在は5色展開で、3本、5本のセットもある
05st12_003
ぬるっとした書き心地だがベタつかず、快適な筆記を楽しめる

【問い合わせ】
ステッドラー日本 お客様相談室
TEL03-5835-2815
http://www.staedtler.jp

2.動かす・止めるが自由自在!「モチモノのピタットルーラ」。

06ものさし
モチモノ/ピタットルーラ 価格:15cm/648円、30cm/1296円

長く使えるものをコンセプトに、ちょっとした工夫で実用性を高めた文房具や生活雑貨を提案する注目のブランド、モチモノ。

ご紹介するのは、紙面上をスムーズに滑らせて移動できるのに、線を引くときにはピタッと止まって動かないという魔法のような定規。通常はセンター部分の滑り止めは浮いた状態だが、上から押すと滑り止めが紙に密着し、固定されるという仕組み。線を引くのに適したアクリル定規と、カッターに対応したアルミ定規の両方を備えたつくりも心にくい。

07st14_002
センターのオレンジ部分には滑り止め素材を採用。写真のように押すことでストッパーに
08st14_003
アルミ定規とアクリル定規が1本に。カッターで切るときにもズレずに安心
09st14_004
長さは15cmと30cmで、それぞれオレンジとネイビーを用意。用途や好みに合わせて選べる

【問い合わせ】
プラムネット
TEL045-312-6016
http://mochi-mono.com

3.2通りの消し方がこれひとつで「メタフィスのヴィス消しゴム」。

10消しゴム

メタフィスは、フエキ糊で有名なフエキが2008年にスタートした高級文具シリーズ。使いやすくおしゃれな文房具を追求する中で生まれたのが、このネジのような形をしたユニークな消しゴム。

らせん状のボディにより、常にエッジを使って細かい部分を消すことができるので、消さなくていいところまで一緒に消してしまうというストレスから解放される。大きな面を消すには端面を使えばOKと、1本で2通りの使い方ができる優れものだ。

11st15_004
端面を使えば、広い面も消し跡を残すことなく一気に消せる
12st15_003
細い線や細かな文字などを消す際はエッジ部分で
13st15_002
常に角がある画期的なデザイが使いやすさの秘密。

【問い合わせ】
ハーズ実験デザイン研究所
TEL06-6854-3387
http://www.fueki.co.jp

 

確かなクオリティと斬新なアイデアで、毎日をちょっと楽しく便利にしてくれるステーショナリーたち。使い慣れた文房具の仲間に迎え入れるのはもちろん、プチギフトにしても喜ばれそうだ。

(出典/「別冊Lightning Vol.175 傑作品大図鑑」

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...