長年使えるものを着込んで育てるファッションスタイル。

リラックスできて長く使えるモノを着こなす、西海岸のスタイルがお手本と語る原木氏。ひとつひとつはスタンダードなデザインだが、ヘビーオンスデニムやレザー、シルバーなど、着込むことで自分なりの顔つきになる素材をチョイス。日常的にバイクに乗るライフスタイルの中で、タフなアイテムを育て上げるのが原木氏のファッションの基本なのだ。
原木真一さんの愛用品を紹介。

シープスエードのジャケットは肉厚だが着馴染みが良く、タウンユースからバイクまで対応。バイクに乗る時はフロントを閉めれば遮風性が高く重宝する。

胸元にはフェザーを重ね付けが原木氏の定番。赤いストーン付きはディアブロッサム、肉厚なヘビーフェザーはIRON HEART。

バイクのチェーンをモチーフとしたブレスレットや幅広のリングなど、シルバージュエリーはシンプルかつ武骨なのがIRON HEARTの個性。

原木氏好みのパターンで仕上げられた通称“ボスモデル”は、裾が若干広がるスニーカーカット。21ozを穿き込んで独自の表情を生み出すのが原木氏のスタイル。

バイクに乗る際はブーツが多いが、タウンユースではローテクスニーカーを愛用。色落ちしたデニム×ローテクスニーカーは不滅の西海岸スタイル。

用途に応じて乗り分ける愛機。ロングを飛ばす時はロードグライド、パン・アメリカは街乗りからロングまでマルチに対応。どちらも全国を走り回るロングランナー。
(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)
Text and Photo by Yuta Kinpara 金原悠太
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