日本の浮世絵が欧米で人気があるのは今に始まった事ではない。19世紀にはフランスを中心にジャポニズムという絵画の手法が広まったという。遠近法や雨の描写など、それ以前はヨーロッパの作品には見当たらなかった表現が、江戸時代の日本の浮世絵をきっかけに広まったと言われている。その代表格が浮世絵師・歌川広重の作品である。そればかりでない。歌川広重は、ヨーロッパから輸入されたベロ藍という顔料を多用して様々な青を表現した。この青が日本の色彩表現として認知され、やがてヒロシゲブルーと呼ばれるようになったほどなのだ。
歌川広重の作品をテキスタイルデザインに落とし込み、なんとアロハシャツになった。手掛けたのは日本を代表するサンサーフ。同ブランドはヴィンテージアロハシャツのリプロダクションが有名だが、「日本の意匠」シリーズは、オリジナル作品として発表されている。今シーズンは歌川広重、葛飾北斎、河鍋暁斎の3人の作品がアロハシャツとなった。
アロハシャツの詳しい解説は下記リンクのYouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」をご覧あれ。


サンサーフの取扱店は下記サイトまで