1.シルエットを選ぶ
まず基本の4種類の中からサイズを穿き比べ、ジーンズの肝となるシルエットを決定する。一番人気はスリムストレートだが、次に選ぶ生地によっても雰囲気が変わるので、必ず穿き比べるように。
2.生地を選ぶ
スタンダードとプレミアムに分けられる45種以上の生地は、選択する生地に応じてベースの価格が決まるという仕組み。もちろんデニム以外にも、チノやピケなどの異素材もラインナップされている。
3.ボタンを選ぶ
ベティスミスが1970年代に使用していたデザインを忠実に復刻させたもの(上から2点)から、いかにもヴィンテージ然としたデザインのボタンまで、およそ36種類の中から好きなボタンを選ぶことが出来る。
4.ポケットを選ぶ
せっかくなら無地ではなく、気に入ったポケットデザインを選ぶのも面白い。もちろん飾りステッチの色も変えられるので、ジーンズの経年変化を見越してステッチカラーを考えるのがオススメ。
5.リベットを選ぶ
普段は見えずらい、こんなディテールまでオーダーすることが可能。一つひとつは小さいながらもジーンズの雰囲気が一変するほど影響する部材だけに、慎重に考えたい。
6.ステッチを選ぶ
ステッチ色はジーンズのデザインにおいて重要なスパイス。着用時にも見える部分なので、オリジナリティを出すにはもってこいだ。ちなみに、金や銀を練り込んだ糸も特注で用意されている。
7.パッチを選ぶ
パッチはジーンズの名刺代わり的存在。豊富なカラーのレザーパッチのほかにも、布のパッチも選択可能。本サロンでは、倉敷の名が入るデザイン(下)のタイプが人気なのだとか。
7.経年加工を選ぶ
穿きこんだ年数を想定した経年加工は5種類をラインナップ。年数に応じて色の濃淡や生地の破れ加工が強く出る。このほかにもブリーチ加工やストーンウォッシュもあり。
トラッド好き編集部のワガママは叶うのか?
1.背面の革パッチをコードバンにしたい!|パピーたかの
2色のコードバンから選べます!
常時24種程度のパッチデザインを用意しており、その中に2種類のコードバンもラインナップされている。シャツをタックインしたときにチラッと見えるコードバンのパッチは、革靴と同色のカラーを選ぶべし!
2.大戦モデル風のディテールにしたい!|なまため
へリンボーン柄のスレーキもあります!
スレーキも15種類ほどの生地の中から選ぶことができる。もちろんその中には、大戦モデルで使用されていたとされるオリーブのへリンボーンツイルも用意されている。月桂樹ボタンなどと合わせ、デッドストック気分で着用できるのが嬉しいポイント。
3.ボタンもリベットも全部シルバーが良い!|みなみ188
プレミアムボタンもご用意しています!
特注で製作したシルバーボタンは価格もプレミアム! その分、1部分だけの使用でも十分迫力が出るので、シルバーアクセサリーなどとの合わせを考えながらワンポイントで取り入れるのもオススメ。ボタンは1個につき1万1000円、リベットは6600円。
【DATA】
ベティスミス 倉敷オーダージーンズサロン
リニューアルしたばかりのサロン。様々なサンプルを見比べながらゆったりとオーダーが可能。
岡山県倉敷市児島下の町5丁目2番70号
TEL086-473-4460
営業/00:00~00:00
休み/不定休
※情報は取材当時のものです。
(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)
Photo/Hiroto Yorifuji Text/Kazuki Imanishi
関連する記事
-
- 2024.11.15
経年変化とカスタムで、自分だけの一着を作る悦びを味わってみないか?
-
- 2024.11.14
素材の良さを活かしてリメイク、ふるぎの新しい楽しみ方【ふるぎ道第8回】
-
- 2024.11.21
英国発のダイカットマシンBig Shot(ビッグショット)で手帳をデコろう!