2nd編集部が注目している、秋冬にヘビロテしたい新作4選

  • 2023.11.07

月刊誌ならでは、ひと月の間に数多くのブランド、ショップを訪問、取材しているセカンド編集部。出会うアイテムも膨大だが、その中から特にいま押さえておきたい新作を4品ピックアップ。秋冬に活躍しそうなコート、バッグ、パンツ、ニットは要チェックして。

1.「オールド イングランド」のリバーシブルコート|これこそ本当に両A面のリバーシブル

1867年にフランスのパリにてスタートし、セレクトショップの先駆けの存在であった「オールド イングランド」。ブランドが始まってから156年経った2023年、セレクトショップの原点に立ち返りオリジナルアイテム、インポートやヴィンテージなど様々なプロダクトを展開するブランドへと再構築された。そんな同ブランドからこちらのステンカラーコートをご紹介。

落ち着いたベージュカラーとブランドオリジナルのガンクラブチェックが、両A面で着用が可能となっているリバーシブル仕様。ポリエステルとナイロンの混紡生地となっているベージュ側はハリのある生地感になっており、風を通さず保温力も高い。多少の雨であれば防いでくれそうだ。

洗練されたデザインにトレンドに左右されないカラーリングなど、どんなスタイルにも相性の良い、長く愛用ができる逸品となっている。19万8000円(オールド イングランド 銀座店
TEL03-3289-7500)

2.「グレンロイヤル」のトートバッグ トール|使い込んでいくほどに増す艶を楽しむ

スコットランドのエア・シャーにて1979年に創業したレザーグッズブランド「グレンロイヤル」。多種多様なプロダクトには馬具用につくられた堅牢なブライドルレザーが使用される。その頑丈さはメリットである反面、縫製や加工には技術を要する素材。ロイヤルワラントを持つメーカーのOEMを手がけていたこともある同ブランドの高い技術力が窺える。

ボディからハンドルにいたるまですべてがレザーのトートバッグ。もちろん素材はブライドルレザー。シンプルな見た目ながら、A4ファイルなど仕事道具として使用がしやすいサイズ感や、肩掛けや手持ち両方で使えるバランスの良いハンドルの長さなど細部までこだわりが詰め込まれている。

ブライドルレザーの醍醐味といえば、エイジング。使い込むごとにロウが馴染み光沢を纏っていくその変化をお楽しみいただきたい。7万4800円(ブリティッシュメイド 銀座店TEL03-6263-9955)

3.「ラコステ×ル フルール」のハウンドトゥースジャカードパンツ|クラシックかつモダンな空気を纏う、異色のコラボが生み出す至極の一本

ポロシャツの元祖としての歴史と伝統を併せ持ち、世代を超えて愛されるフランスの老舗「ラコステ」が、アメリカを代表するラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイターが手掛ける「ル フルール」との第2弾となるコラボレーションをローンチ。

ユニセックスコレクションとなる今回のコラボはVネックセーターやケーブルニットカーディガン、ポロシャツやハリントンジャケットなどのトラディショナルなアイテムが盛りだくさん。中でも存在感を放つのが伝統的なハウンドトゥース柄のジャカードツイル素材を使用したトラウザースだ。

2タック入りのストレートシルエットはどこかモダンな空気を感じさせ、様々なスタイルに合わせられる汎用性の高さが魅力。左腰脇にはコラボデザインのワニロゴパッチ、背面には「ル フルール」のロゴパッチを配した特別な1本となった。4万1800円(ラコステお客様センターTEL0120-37-0202)

4.「ゴールデンベア」のクルーネックニット|鮮やかなライムグリーンがレイヤードのアクセントに

「出かけよう、家族とこの服と。」のブランドコンセプトのもと、家族のようにずっと寄り添い、着るほどに愛着が深くなっていくモノづくりを掲げるゴールデンベアから新作のクルーネックニットが登場。保温性や通気性、防臭性に優れたメリノウールを100パーセント使用し、ハイゲージの天竺を丁寧に編み上げ、しっとりとした肌触りを実現した。

ブランドの新定番となる逸品のシーズンカラーは鮮やかなライムグリーン。一見派手に感じるかもしれないが、フェード感のある発色で、1枚で着ても主張しすぎない程よい塩梅だ。首元や袖のリブの詰まり具合も絶妙で、インナーに長袖シャツを着てもごわつかない。

この秋はBDシャツやジャケット、コートなどのオーセンティックなアイテムとのレイヤードを楽しみたい。家庭用洗濯(手洗い)が可能なのもうれしいポイントだ。6490円(コスギ お客様相談室TEL0120-298-454)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年12月号 Vol.200」)

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