【洒落者たちのメガネ遍歴】「メイデンカンパニー」矢澤雄太さん|50〜60年代のアメリカンカルチャーの匂いがするモデルを厳選して収集。

メガネ好きの洒落者たちは、かつてどんなメガネを買って、いまどんなメガネが気になっているのか。「メイデンカンパニー」矢澤雄太さんは自身のファッションルーツの時代感のあるヴィンテージ品を好む。厳選して収集してきた愛用品を見せてもらうとその嗜好性が浮かんでくる。

サングラスとしても使えるヴィンテージ品を収集。

「メイデンカンパニー」矢澤雄太さん|セトルマイヤーズやミクスターのバイイングを中心に活躍。プライベートではボルダリングを満喫中。「今はジムがメインなので今年は外岩に挑戦したいです」

アメリカのヴィンテージモデルを中心に、サングラスとしても使える眼鏡を愛用する矢澤さん。

「自分のファッションのルーツにあるのが、アメリカの50年から60年代のカルチャー。そのため、眼鏡も当時のヴィンテージか、その時代の匂いが感じられるデザインのモデルを厳選しています。シルエットはボストン型が一番好きだけど、今後はオーバル型のモデルにも挑戦したいですね。年齢的にそろそろ似合いそうかなって」

矢澤さんのメガネ遍歴。

(写真上から)

2016年購入】TART OPTICALタートプティカル

ジェームス・ディーンが愛用していたことでも知られる人気モデル、アーネル。「50年代のヴィンテージをデッドストックで入手しました。ありそうでない ブラウン×クリアのコンビカラーのフレームもお気に入り」

2017年購入】TART OPTICAL(タートプティカル)

キャットアイタイプのシルエットが印象的なモデル、リズ。「これも50年代のヴィンテージ。夏のシンプルなスタイルにアクセントとして活躍しています。 ロカビリー好きの女性がかけていることが多いかも?」

2019年購入】Bausch&Lomb(ボシュロム)

こちらは十字のヒンジがアクセントになった60年代のヴィンテージモデル。「黒人のジャズマンをイメージしてグレーのレンズを入れました。カジュアルなアメカジからドレスコーデまで幅広いスタイルで活躍中」

2022年購入】OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)

ダブルブリッジがアクセントになったたモデル、サンソンジー。「セルフレームより軽いので、長時間かけても疲れにくい。ちょっとだけ知的に見えるので、 デスクワークで着用するとテンションがアガります()

(出典/「2nd 20234月号 Vol.193」)

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2nd 編集部
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