今回ピックアップしたのは、東京・世田谷のローカル線に乗って行く「デサンブル」はオープンしたばかりの新進ショップだが、アメリカ仕込みのユーロものなど、ちょっと変わり種の古着を取り扱う注目店だ。
アメリカから厳選して仕入れた古着を揃える。
2022年12月に世田谷区若林にオープンしたばかりのデサンブル。ローカル線で知られる東急世田谷線の松陰神社前が最寄り駅で世田谷通りから一本裏通りに入った住宅街の中にある。
約9坪の店内には、アメリカから厳選して仕入れた古着が置かれるが、1960年代から1990年代を中心としたアメリカナイズされたヨーロッパ古着なども揃える。

オーナーである大石さん自身、オールドならではの柄物ニットが好みで、日々のコーディネイトはもちろん、商品としてセレクトされるオールドミッソーニのニットをはじめとする柄物ウエアは、デサンブルを象徴するアイテムとなっている。
あくまでも古着をファッションとして気軽に楽しんで欲しいとの願いから、ロープライスに設定していることからも彼の古着愛が伝わってくる。


2nd編集部が気になったアイテムをピックアップ!

ヴィンテージニットの中でも人気の高い モヘアカーディガン。

ニーマンマーカスのネームがつけられたアメリカ製のカシミアテーラードジャケットは1980年代頃のもの。

ウエスタンヨークが特徴的な1980年代頃のペンドルトン製。

ネイビーレザーのブルゾンはイタリア製のもの。

独特な配色と幾何学模様が特徴のミッソーニスポーツのニットは、徐々に注目を集め始めているアイテム。

スタイリッシュかつスポーティな見た目のブーツはプラダスポーツのもの。
【DATA】
decembre(デサンブル)
東京都世田谷区若林3-16-27
TEL03-6805-2828
営業/13:00~20:00
休み/不定休
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年3月号 Vol.192」)
Photo/Satoshi Ohmura, Shunichiro Kai, Norihito Suzuki Text/Okamoto 546, Tamaki Itakura, Shuhei Sato
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