
Vチップにまつわるエトセトラ。
「アメリカの古靴を取り扱っている当店でもVチップを探しているお客さまは多い状況です。新靴にしても古靴にしても玉数や金額の面でなかなか手に取りづらくなっていたり、グッドイヤーの靴にもコスパが求められていたりするなか、当店が19年に立ち上げたオリジナルブランドのフレンドリーでは抑えた価格でVチップを展開してきました。
その新素材バージョンとして8月に発売したばかりなのが、こちらのシボ革です。60年代になると米国では濃い茶や濃い緑の靴が数多くリリースされるようになるんですよね。アイビーオリーブというネーミングの濃い緑とシボ革がお互いを引き立てる1足は、その当時の気分に対するオマージュです」3万1900円(スーパー8シューズ TEL03-6804-2174)
当時もアイビーオリーブの靴があった。
こちらはフローシャイムのフレンドリー (低価格)ラインであるワースモアから発売されていたロングウイングチップ。カラバリの記載に注目すると黒、茶、アイビーオリーブの3色だとわかる。アイビーオリーブという名は、ここから着想。
※情報は取材当時のものです。
(出典/「2nd 2022年11月号 Vol.188」)
Photo/Kenichiro Higa,Satoshi Ohmura Text/Kiyoto Kuniryo
関連する記事
-
- 2025.04.01
ブーツの概念を覆す、「REDWING」春の新作。
-
- 2025.03.28
「断然革靴派」なアナタに! 2nd編集部が手掛ける“断然革靴派”な動画おすすめ4選