トラッド派が選ぶメガネの名品10選。

せっかくトラッドを楽しむなら、メガネにもこだわりたいところ。洒落者たちが推すアイウエアを10本ピクアップ。有名ブランドから通なブランドまで、お気に入りのアイテムを見つけよう。

1.AHLEM|「J.プレス&サンズ青山」黒野智也さん

LAを拠点に活動するフランス人デザイナーが手がけるアイウエアブランド。ゴールドフレームが印象的なモデルを、黒野さんはサングラスとして愛用中。

「金 ボタンにマッチするけど嫌味にならないゴールドの質感と、ヴィンテージライクなブリッジが魅力」

2.ANNE ET VALENTIN|「ホームディクト」NAOさん

フランスを代表するアイウエアブランドのひとつ。数多くのデザインを展開するが、定番としてイチ押しなのが、フランス特有の変形的なクラウンパント。ヴィンテージとは一線を画すカラーリングが新鮮である。 5万600円(ホームディクト 03-5774-1680)

3.Hilton Classic|「アーチ東京」原祐輔さん

極細の金張りフレームが特徴的な70年代のヴィンテージ。現在は消滅したブランドながら、当時のモデルはクラシックな名品として世界中で愛され続けている。

「ベーシックなシルエットと上品なスタイルは普遍的。 しかも軽量なので長時間愛用しても疲れません」

4.Oliver Goldsmith|「Pt.アルフレッド」本江浩二さん

ローリング・ストーンズの初代リーダー、ブライアン・ジョーンズの愛用モデルとして知られる「ANNA-g」。フレームデザインはオクタゴン型であるのに対して、レンズシェイプはスクエアというコントラストが強烈な個性を放ち、復刻モデルとしていまなお人気。

5.LESCA LUNETIER|「サウスウィック」篠原渉さん

フランスにおける眼鏡の聖地、ジュラ地方にある老舗ブランド。長年、メガネ作りに従事してきたジョエル・レスカが立ち上げた。

「フランス特有のクラウンパントと呼ばれる変形のボストンフレーム。これをあえて東海岸のスタイルに合わせるのがうちらしいかと」

6.Lunor|「メイカーズ」手嶋慎さん

スティーブ・ジョブスが愛用したことで知られるドイツブランド、ルノアーの一本が手嶋さんの定番。“SWING A”と言われる鼻の角度にあわせて回転する可変式ブリッジを採用したシリーズのもので、細身のシンプルなデザインながらフィット感の高さが抜群だ。

7.Hilton Classic|「宮本スパイス」宮本哲明さん

14金ゴールドコーティングのフレームを使ったボストンシェイプは、イギリスのALGHA社が手掛けていたヒルトンクラシック。

「フリークエンスで購入し、 カールツァイスのレンズを入れています。取り外し可能なセル巻きも付き、70 年代頃のものかと思います」

8.French Vintage|「サンタセッ」大貫達正さん

1940~50 年代のフレンチフレーム。セルフレームが登場し始めた年代のもので、アセテート素材ではない本セルの質感が唯一無二。黎明期ゆえの、いい意味でまだクラフト感の薫るシェイプだ。こちらは正方形に近いウェリントンで「パリジャン」と呼ばれるタイプ。

9.LESCA LUNETIER|「トゥモローランド」川辺圭一郎さん

レスカルネティエのクラウンパントモデル[ピカ]。かつてフランスの哲学者や小説家が愛用したクラウンパントのデザインにべっ甲柄が相まって、フレンチテ イストが充満。昔ながらのアイテムだが、いま時のモダンなウエアとも違和感なく合わせられてお気に入り。

10.CUTLER AND GROSS|「エディフィス丸の内店」勝河拓さん

今年は眼鏡に挑戦ということで、イギリスの老舗アイウエアブランド、カトラーアンドグロスの一本を購入した勝河さん。決め手はベリーショートの髪型とのバランスだという。

「カジュアルなときにサラッと掛けたり、ドレッシーなスタイルのハズしに使いたいです」

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

Pick Up おすすめ記事

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...