バッテリーを落としまくるので、個人的にポーチを作ってもらいました
落とすんですよね……Vision Proのバッテリー。
普通にソファーに座ってVision Proを使っていて、アプリ使うためとか、飲み物取りに行こうとしてとか、立ち上がったら、とにかくバッテリーを落とす。
で、このバッテリー、アルミプレス板で出来てるので、硬い床に落とすと凹んだり、傷ついたりしがち。知人でも、もう何人もバッテリーを凹ませている人がいます。なにしろ、60〜70万円するデバイスですし、このバッテリーは予備バッテリーではなく本体ですから、バッテリーが凹むと気持ちも凹むわけです。
また、Vision Proは立って動いたりしながら使うこともあるから、バッテリーも持って歩きたい。ポケットに入れてもいいのですが、ポケットに入れるには少し大きいし、室内着などポケットがない服もある。男性ほど服にポケットがない女性はなおのことではないかと思います。
キャメルカラーのキップレザーにムラ感を出してもらった、ワガママ仕様
で、最初はごく個人的なお願いごととして、サンボル商会でもお世話になっている、システム手帳メーカーであるアシュフォードの向井さんに、タクタのVision Pro専用のバッテリーポーチとして作ってもらいました。
個人的なお願いですから、仕様はワガママ放題です(笑)
革は、アップル製品に似合いそうな、Apple Storeのソファーみたいな色のキャメルカラー。実は、Apple Storeに憧れてわが家のソファーもキャメルカラーなので、共色になってしまいましたが(笑)
「柔らかくて、革っぽいムラ感がある方がいいです」ということで、選んでもらったレザーは国産のキップ素材(生後半年〜2年の若い子牛の革)。染料で染め上げて、仕上げは手作業で、アンティークなムラ感を出してもらっています。シボ感を強調するために、革をもみほぐして、革らしい質感を出してあるそうです。
さわり心地は凄くいいし、使い込んでいくと、さらにエイジングが進んで質感が向上しそうです。
ベルトループ部分は、ベルトにしっかりと固定できるようにステアレザーを顔料塗装して、アイロンプレスで仕上げてあるのだそうです。
左右にあるD環は、ベルトがない服の時に、ストラップでも吊り下げられるようにするため。Peak Designのアンカーを付けておけば、いつでもストラップを付けられるっていうわけです。もちろん、一般的な他社製品でもいいのですが。
実はWWDCへの取材でも使っておりました!
というわけで、ここ1〜2カ月ほど密かに使っておりました。もちろん、カリフォルニアのWWDCの取材にも持って行きました。
移動しながらVision Proを使うにはすこぶる具合がいいです。↑こちらは、羽田空港のラウンジ。
そして、↓こちらは、Apple Park Visitor Centerの2階で、取材記事を書いている時です。座っても身体の側面に流れてくれるので、具合が良いのです。ちなみに、この記事の写真のうちアウトドアのものはここで撮りました。
実は、iPhone 15 Proも入ったりはします。一般的なケースなら付けたままでも大丈夫。フタはないので、常時iPhoneを入れておくのはちょっと不安かもですが、いちおう、そういう使い方もできなくはない。
見た人には好評だったので、少量販売しようということになりました
で、持って歩いてると、Vision Proオーナーの方々には好評で、「これ欲しい!」というご要望を何件かうかがいました。
ただ、なにしろVision Pro用なので数が売れるとも思えません。少量生産の上にワガママ仕様なので、お値段も張ることになりそうです……。
でも、ご希望があるのなら……ということで、受注分のみ限定生産です。サンボル商会とは別に、個人プロジェクトというか、Club ThunderVoltでの販売になります。
Vision Proオーナーの方、もしお好みに合いましたら、ご検討下さい。近日販売を告知できると思います。
(村上タクタ)
追記!!
販売開始しました!
Vision Pro用レザーバッテリーポーチ
https://thundervolt.club/pages/vision-pro-leather-battery-pouch
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