Q1.BB、リキッド・クッションファンデの違いって?
A1.形状の違いと、カバー力や美容成分濃度に違いが。好みを見つけよう。
「BBクリームはいわばオールインワン。下地不要で簡単、肌色を補正してくれます。ファンデーションはさらに美容効果や補正の効果を高めたもの。リキッドとクッションはパッケージの違いですが、より使いやすいのはクッションですね」
BBクリーム|UV効果を兼ね備えたものも多く、スキンケアの最後に使うイメージで手軽さが特長。
リキッドファンデ|最もハイカバーで洗練された肌に。美容液成分が豊富なものも多数。使う道具で印象操作も。
クッションファンデ|コンパクトにファンデが収まり持ち運びやすく便利。リキッドより薄づきのタイプが多い。
Q2.とにかくテカリが悩み。予防策は? それでもテカッたら?
A2.朝はパウダー、昼のレスキューには脂取り紙を!
「朝、フェイスパウダーで整えると日中の皮脂浮きを抑えてくれる。それでも気になるときは脂取り紙が便利です。テカリの予防となると、脂っぽい食事を控えたり、洗顔から保湿を丁寧に行ったり。生活習慣やスキンケアからの見直しがやっぱり大切です」
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Q3.リキッドファンデがムズイ。上手なつけ方は?
A3.カバーするなら手、薄く塗るにはブラシと覚えよう。
「均一に薄くつけられるのがブラシ。スポンジはよりしっかりと肌にのってカバーでき、指は最もファンデのカバー力を生かせます。下の3つの工程はちょっとハードルは上がりますが、自然できれい。慣れてくれば意外と簡単にできます」
【TRYしてみよう!】ナチュラルな端正肌のつくり方
1.ブラシでのせる
ブラシをサッとすべらせるようにして全体に薄くのせる。顔の内側から外側へ動かすこと。
2.スポンジでテカリを抑える
スポンジを挟むように持ち、テカリ部分をトントンと。余分な脂を押さえてなじみよく。
3.指で重ねてカバー
頬の赤みやニキビ跡などカバーしたい部分のみ、指で少量を重ねるときれいに隠せる。
Q4.下地ってぶっちゃけいる? 何のため?
A4.肌をマイナスからゼロにしてくれる、肌とファンデのつなぎ役。
「ベースの完成度を高めるのが下地の役割。ファンデを重ねても色ムラをカバーできますが、厚塗り感が出てしまいやすい。下地で補正してから重ねると自然です。色や質感補正できるものからテカリ防止まで揃うので、悩みに合わせて試してみよう」
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Q5.ベースを塗るとどうものっぺり…。ハイライトやシェードが必要?
A5.トーンアップか立体感か。それぞれの効果を知り、目的を定めることが先決。
「ハイライトは明るさを足して肌のトーンアップを、シェードカラーは陰影をつけて立体感を出すのが目的。どちらを求めるかによって最適なほうを選ぼう。ハイライトは女性向けのものはパール感が強いので選ぶときは注意を。ややマットな質感がおすすめ」
1トーン明るいファンデを顔の中心に
立体感を手軽につくるおすすめの方法がファンデの2個使い。ベースカラーより1段明るいファンデを顔の中央にのせると明度の差できれいな立体感が出る。
Q6.コンシーラーってどの順番で使うもの?
A6.ファンデの場合は先、BBの場合は後。が基本!
「コンシーラーはマットな質感が多いので先に塗って、後からのファンデのツヤを生かします。色味が強くないBBの場合は先に肌を整えてからコンシーラーをポイントで使って。色や質感の淡い順に使うのが基本と覚えよう」
ポイント! コンシーラーを削らないように重ねる。
ファンデの場合はコンシーラーを先にのせる。スティックタイプでポイント部分にトントン。
テクニック要らずで悩みをカバーする。ミスター スポットシュート コンシーラー 全3色 ¥2,200/オルビス
コンシーラーを削らないように注意してその周辺にファンデをオン。スポンジの先端で繊細に。
やさしい肌当たりで心地いい。スポンジパフ シルフィータッチ(リキッド・クリーム用)117 ¥770/資生堂
Q7.ニキビ跡を消す以外にどんなときに使える?
A7.クマやヒゲ、目もとの影を消して清潔感をあげよう。
「ピンポイントの悩みカバー以外にも、幅広くのせて影を消すと肌印象がグンとアップ。きれいに塗り広げるにはテクスチャーがゆるめのタイプを選ぶと◎。柔らかいスティックタイプや筆ペンタイプのものを試してみて」
Q8.色の選び方が知りたい。
A8.ポイントは補色。クマにはオレンジ、赤みにはベージュがおすすめ。
「気になる色味を補色で打ち消すときれいにカバーできます。クマやヒゲはオレンジを含む色、ニキビ跡や赤みはベージュ系を選んで。ベージュの明るさがいくつかある場合は、できるだけ自分の肌に近いほうを選ぶと自然」
クマ・青ヒゲにはオレンジ
ニキビ跡・赤みにはベージュやオークル
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
photo: Kazuki Sano text: Akiko Sugiura
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