決めた、今年の夏はリゾートしよう。「コロニークロージング」のスキッパーシャツ

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「最近休日は息子と銭湯に行ってます。訪れた銭湯でしか販売していない「東京銭湯コレクションカード」を集めるのが楽しみです!」と語る編集・阿部馬之助がお届け!

コロニークロージングのスキッパーシャツ

最近SNSのショート動画で森高千里の『私の夏』がよく出てくる。「♪決めた~沖縄の海にしよう~」。家庭内で沖縄の話がよく出ているから、きっとアイフォンのAIが反応しているのだろう。

実は生まれて40年間リゾート地と呼ばれるところに行ったことがほとんどない。小学生の時に家族旅行で訪れた常磐ハワイアンセンターくらいかな。実家が東北なので長期休暇では北に向かうことが多いのだが、今年は南のリゾート地に行ってみたい。まずはカタチからということで、とりあえずリゾートウエアをコンセプトに掲げるブランドからシャツを調達した。

このシャツには普段こそ穿く機会が少ない短パンやサンダルを合わせよう。一見、派手な色使いにも見えるが、私の現職でのユニフォームであるジーンズにもよく似合う。太めのストライプは合わせやすいんです。サイジングはゆったりめなので、いつもより少しリラックスした雰囲気になる。インナーに丸首Tシャツを着て太めのパンツに合わせたい。

服は用意したのであとは予定を立てるだけ。『私の夏』は失恋後の旅行の歌。はたしてこのシャツを着て、別れがなく、きれいな海を見ながらのんびりリゾートを満喫することはできるのだろうか。この号が発売される日に俺は仕事だが家族は沖縄へ行っている。

コロニークロージングは2013年にシンガポールを拠点として設立されたショップのオリジナルブランド。常夏の気候に合わせたラグジュアリーリゾートウエアをコンセプトのひとつとしており、ゆったりとしたシルエットが特徴的だ。こちらはドレスシャツに用いられるハイゲージ生地を使用しているのでシルエットはリラックスでもカジュアル過ぎないデザインになっている。3万7400円(コロニークロージング https://colonyclothing.jp/)

プルオーバー式のシャツで正面中心部にはプリーツが入っている。これにより独特なドレープ感とエレガントな表情が出る。

台襟のみのスキッパー。英国海軍がデザインのルーツと言われている。Vゾーンが深く、ボタンをはずさずに着脱が可能。

裾のサイドには補強のためのガゼットを備え、ドレスシャツのような仕様になっている。裾の曲線的なミシンステッチも美しい。

ウエストの絞りがなくゆったりとしたシルエット。

(出典/「Lightning 2025年5月号 Vol.373」)

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