待ちに待った、戦前の変態的なパーカが「ウエアハウス」によって遂に蘇った!

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「自分が6年前に作った『VINTAGE CHAMPION』というムック本で、このパーカの撮影日程が遅れてしまい、発売を1カ月前後延期したのも今ではいい思い出」と語るライトニング編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!

John Gluckow Lot JG-CS11 The Olympic Champion Sweat Parka

長らく待ったスウェットパーカが遂に手元に届きました。

コイツのオリジナルのヴィンテージは、1932年頃にメイン州のヘブロン高校の学生によってオーダーで作られた一点モノ。

2019年に自分が作ったLightning Archivesシリーズの『VINTAGE CHAMPION』というムック本で、そのヴィンテージを紹介した1着です。この本を作った際、現在のようにスウェットの人気が一般的でなかったのですが、素材がウールからコットンに変わった1930年代前後のものはニッチなスウェットコレクターの間で高価で取引されていました。

ジーンズやデニムジャケットのような工業製品と違い、個人やチーム単位でオーダーしていたスウェットは生産数が段違いに少なく、残存数も極僅か。コットン素材は当然ですが、2トーン、フェルトのレタリング、後付けフードなど「役」が付けば付くほど珍重されます。

そんなヴィンテージスウェットの世界で、最高峰の1着として崇められているのが、この1着です。当時これを所有していたのは、ヴィンテージディーラーのジョン・グラッコーさんでしたが、彼とのコラボレーベルをウエアハウスが始めた際、真っ先に着手したのがこのスウェットでした。それが遂に具現化。早く着たい!

Hookless表記のなくなったばかりのTALONジッパーをフロントとフードに装備しており、それぞれの製造年月刻印から1932年頃に作られたとわかる1着。オリジナルはチャンピオン製で『OLYMPIC CHAMPION』ラベルが付く。個人オーダーによる一点モノと思われ、現在でも1着しか存在が確認されていない。ヴィンテージスウェットの世界で頂点に君臨するモデルをウエアハウスが遂に蘇らせた。5万3350円(ウエアハウス東京店 TEL03-5457-7899 https://www.ware-house.co.jp/)

174㎝・68㎏でサイズXLをチョイス。この手のパーカはややゆったりめなアウターとしても楽しみたい。洗濯後に乾燥機で丈はガツンと縮める予定。

フードにも同じジッパーを装備しており、このようにフードを割ることもできる。唯一無二のこのパーカならではだ。

ヘブロン高校のスクールカラーであるグリーン×グレーの2トーンでダブルフェイス仕様。裏面はグレー生地だ。

オリジナルのヴィンテージにはHookless表記が消えた頃のTALONジッパーを装備。それを型から忠実に再現した。

(出典/「Lightning 2025年3月号 Vol.371」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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