【東京クラフトビール図鑑】ビールを極上ステーキで飲みたいならココ!「アンカーポイント」(永田町)

千代田区永田町という東京の中心地に、落ち着いた雰囲気で薪焼きステーキとそれに合うクラフトビールがいただけるレストランがある。それが「アンカーポイント」だ。香りにこだわっているというオリジナルのビールをいただきながら、ゆったりとした時間を過ごして日々の疲れを癒したい。

料理やビールはもちろん、調味料や機器にも妥協なし。

室内の1.5倍の広さを有し、レモンやライム、オリーブなどの樹木が季節を彩るテラス席。バーカウンターも設置され、ここでもクラフトビールを楽しめる。そして、エアストリーム内で毎日焙煎しているコーヒースタンド、b.s.b. COFFEE ROASTERSが併設され、スペシャルティコーヒーも飲める守備範囲の広さが魅力

国会議事堂や首相官邸があり、政治の中枢を担う千代田区永田町。正直、訪れる機会が少なく馴染みのない街かもしれないが、そこに行きたくなる理由が見つかった。

永田町駅から徒歩1分という抜群の立地でありながら、都会の喧騒を忘れるほど落ち着いた雰囲気を醸す「アンカーポイント」。全面ガラス張りで、約6mの天井が清々しい。内装も洒脱で、自然と背筋が伸びる。ここは、こだわり抜いた薪焼きステーキとの相性を踏まえて醸造されたクラフトビールを堪能できる店だ。そのクラフトビールに対するこだわりをブリュワーの清水さんにうかがった。

店内奥にある醸造所で発酵中の様子。麦芽を多く使用して糖度とコクを高め、ステーキとの相性をよくする。一度で100ℓを醸造し、月に8から10回ほどの頻度で作業。ちなみに、千代田区で最初に醸造免許を取得した

「クラフトビールは、香りを重視して作っています。嗅覚と記憶は結びが強いと言われていて、よく匂いで懐かしい記憶がふと蘇ることがありますよね? 次にご来店いただいた際も、楽しく過ごしたひと時をビールの香りとともに思い出していただきたいです。香りで思い出を紡ぐビールをイメージしています」

徹底したこだわりは、料理とクラフトビールだけではなく、グリルから調味料まで一切の妥協はない。お酒と料理に舌鼓を打った帰路の満足感は言うまでもなく、今まで来ることがなかった永田町に足繁く通うことになりそうだ。

ジャパン・グレートビア・アワーズ2019に出品したクラフトビールは4銘柄すべてが金賞を受賞する快挙を達成した
使用するグラスはMサイズとLサイズ、香りを楽しめるチューリップ型の3種類。自分の好みがわからないなら、飲み比べセットからスタートして、好みのビアスタイルを見つけるのもおすすめ

 

「Anchor Point」で飲みたいビールとフード。

セッションIPA

ホップによる柑橘系のジューシーさを演出しつつ、コリアンダーシードでキリッと引き締めた。約4%の低アルコール度数が料理に合わせやすい。

スペシャリティヴァイツェン

ヴァイツェン酵母特有の完熟バナナのようなフルーティさに、ホップでトロピカルなアロマをプラス。さらにフローラル香を加味して香り高く。

バニラチョコレートスタウト

コーヒーやチョコレートのように感じるローストモルトを大量に使い、バニラビーンズの甘い香りをアクセントに。重厚なボディだが飲みやすい。

豪州産牛フィレステーキ250g

メインメニューのステーキには、しっかりとしたボディのペールエールやIPA、アンバーエールが最適。用意されているのは、脂がのった米国産と赤身がしっかりとした豪州産の2種類。その日の気分によって、部位や肉質を選ぶことができる。

特注の可動式グリラーは、肉や火力に合わせて焼き加減を調整することで最高の仕上がりに。薪を採用し、香りのある桜と火力に優れたナラを使ってじっくりと焼き上げる。

【DATA】
Anchor Point
東京都千代田区平河町2-6-4 海運ビル 1F
TEL03-3263-8378
営業/11:30~22:00
休み/なし
https://www.anchor-point.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2019年8月号増刊 東京クラフトビール」)

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