セダンの顔したピックアップという異形のアメリカ車で走る。
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シボレーのエルカミーノといえば、アメリカ車好きのなかでは有名なモデル。いかにもアメリカンなのは、セダンの顔をしながらもボディの後部が荷台になっているセダンピックアップというモデルだから。そんなエルカミーノの1966年式を所有するグラッドハンドの橋本さんは、このクルマを普段の足として使っている強者。
といっても、いわゆる旧車初心者が心配する故障やオーバーヒートといった事件も起きることなく、いたって快調だという。
先日も自走で東京から徳島県までを往復したきたというから恐れ入る。もともとアメリカ車はちょっとやそっとではへこたれない頑丈さも特徴。きっちりと整備されていれば半世紀以上前のモデルでもデイリードライブが可能だということを実証してくれている。
そんなエルカミーノを走らせてもらってレポートすることに。
気持ちよく回るV8エンジンはドロドロとアメリカ車らしいサウンドを聞かせてくれる。ゆっくりとアクセルを踏むと力強いトルク感で往年のアメリカらしさ全開。このエルカミーノはベンチシートで3人乗車が可能だということだけでなく、シートのすぐ後ろにリアガラスがあるキャビンはまさにエルカミーノでしか味わえない。
いずれは取り付けたいと橋本さんが言っていたエアコンはいまだ無いけれど、クラシックカーならではの三角窓から入ってくる風を受けながらダラダラと走るのが気持ちいいという。
さらに今回は急遽私も運転させてもらうことになりドライブ。普段アメリカのV8エンジンに乗っているけれど、同じV8でもまた違う感覚になるのは目の前の景色が違うから。1960年代特有の直線基調のインテリアは現代車両では味わえない。
いつも走っている道だってクラシックなクルマで走るだけでひと味違った景色に見えるということを実感するのであった。
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▼ シボレー・エルカミーノの走りはこちらの動画でチェック!
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