【東京クラフトビール図鑑】病みつき必至のクラフトビールとスパイス料理のマリアージュ「アンドビール」(高円寺)

高円寺の住宅街にあるのは、スパイスカレーや料理とともにビールがいただけるブリューパブ。それぞれの道を追求した夫婦ふたりが、本格的なビールと料理を提供している。昨今のスパイスカレーブームもあり、ビール好きだけでなくグルメマニアからも注目されている店だ。

スパイス料理と合わせて楽しむオリジナルビール。

高円寺駅と阿佐ケ谷駅の中間あたり、街の喧騒を少し離れた場所に位置するアンドビール。スパイス料理とオリジナルビールが楽しめるお店として注目を集めるショップだ。

ビール作りは妻の安藤祐理子さん、スパイス料理を夫の安藤耕史さんが担当。夫婦それぞれがお互いの道で腕を磨き、二人の力を合わせてオープンさせたお店が苗字の安藤にかけたアンドビールである。ビールとスパイス料理、どちらも本格的な味を追求し、ここでしか味わえないオリジナルのメニューを提案してくれる。

ビール好きが高じてブリュワーになった安藤祐理子さん。女性らしいセンスを駆使し、副原料を使ったものや香りを楽しめるビールを日々生み出している

アンドビールは2017年8月にオープンし、翌年2月よりオリジナルビールの醸造をスタート。さらに、2019年2月には醸造設備、席数を拡大するためにリニューアルを行い、さらに多くのユーザーがオリジナルビールを楽しめる環境に進化した。

「最近はサワーやラガーにも力を入れています」という祐理子さんが作るビールは定番モノから副原料を使ったものまで多種多様。アンドビールだけでなく都内約10店舗ほどに卸も行っているほどの人気ブリュワリーで、イベント出店や他業種とのコラボレーションも行い、東京のクラフトビールのシーンを盛り上げる注目ショップの一つである。

ショップのコンセプトとして掲げられる、“クラフトビールとスパイス料理のマリアージュ”を是非堪能してほしい。

6本のタップはすべてオリジナルビールが用意されている。レギュラーとして同じものを作ることはなく、常に新しいビールを作り続けている
総席数23席、カウンター6席の店内はスペースを贅沢に確保したゆったりとくつろげる空間。敷居の高さを感じることなく、どこかアットホームな雰囲気が漂っている
レギュラーサイズのグラスは2種類を用意。通常は薄口のストレートなグラスを使うが、特に香りが強いビールは左のチューリップグラスで提供している

「& BEER」で飲みたいビールとフード。

MARILYN HAZY IPA

白ワインに近い香りを持つネルソンソーヴィンホップを贅沢に使い、高級感のある香りをつけた濁ったIPA。重すぎず軽すぎず飲みやすい。

呉キレキレモン

レモン果汁を絞って皮を漬け込み、Brutスタイルにバランス良くレモンの風味を加えた一杯。酸っぱすぎないスッキリとした酸味が効いている。

黒文字FROM KYOTO

和菓子の用事として使われる野草“黒文字” の木と葉を使い、独特な風味に仕上げたオリジナルビールは重みと香りが強く、癖になる味わいだ。

キーマカレー

アンドビールのフードはスパイス料理が基本。カレーは日ごとにメニューが変わる。おつまみ用のハーフが用意されているのも嬉しい。

アチャール

インド・ネパール風のスパイス漬物、アチャール4種。

【DATA】
アンドビール
杉並区高円寺北4-2-24-A105
TEL080-5913-8241
営業/11:30~15:00(月曜)、11:30~15:00、17:00~22:00(水〜金曜)、11:30~22:00(土日曜)休み/火曜
http://www.facebook.com/andbeerkoenji/

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2019年8月号増刊 東京クラフトビール」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...