【東京クラフトビール図鑑】若き女性ブリュワーが生み出す燻製ビール「NAMACHAん Brewing」(大塚)

JR大塚駅からすぐの場所にある、グリーンとウッドという自然の温かみを感じるブリューパブ。ここ「NAMACHAん Brewing」では、燻製ビールを多く手掛けていて、燻製料理とのペアリングを楽しむことができる。若き女性醸造家本人をモデルとしたキャラクターも印象的で、じわじわと知名度を上げている。

料理とのペアリングがおもしろい燻製ビール。

“○○と出会って人生が変わった……。”そんなこと誰にでもあるものじゃない。でも、「NAMACHAん Brewing」の醸造家、米澤さん(通称:なまちゃん)はクラフトビールとの出会いがまさにそれだった。約3年前の大学生の時、ビアフェスで飲んだクラフトビールに感銘を受け、その魅力を多くの人に伝えたいと考え卒業後に醸造家の道へ。

生ビール好きが高じて大学卒業後に醸造免許を取得し、自身のニックネームを掲げる醸造所をスタートさせた女性ブリュワー、なまちゃん

スモークビアファクトリーは豊島区内に3店舗を構える燻製料理と自家製ビールを扱う燻製専門店。そして、そのビールを生産するのが昨年4月に醸造をスタートしたスモークビアファクトリー大塚店に併設される「NAMACHAん Brewing」である。オリジナルビールのスタイルは様々だが代表的なのは燻製専門店のノウハウを活かし、燻製麦芽を使用したスモークビール。燻製料理とのペアリングを意識して日々新たなビール作りに挑戦し続けている。

オリジナルビールの醸造はすべてなまちゃんが担当し、一度の仕込みにつき300ℓ、月3〜4回ペースで生産を行っている

20代で醸造所をスタートさせたなまちゃんは醸造家の中では圧倒的に若手だ。いつも心がけていることは

「若い年代や普段ビールを飲まない人も興味を持つようなビールを作ること」だと言う。クラフトビールファンはもちろん、初心者もNAMACHAん Brewingのオリジナルビールを飲んだら、当時、なまちゃんが感じた感動を体験できるかも?

常に稼働しているタップ数は10〜12本で、その内オリジナルは3〜7タップ
2階席は1階のウッディな内装とは世界観を変えたグリーンを散りばめた空間。壁にはマッドバーバリアンズの手書きアートが描かれている
NAMACHAん Brewingのロゴやグラフィックはすべてマッドバーバリアンズが担当。写真のボードはオリジナルビールに合わせて制作したもので、ビールのスタイルや世界観をポップなタッチで表現したアート作品。ロゴTシャツは購入可能

「Smoke Beer Factory OTSUKA」で飲みたいビールとフード。

なまちゃんのラオホ

燻製専門店のノウハウを活かし、ブナのスモークチップで燻した麦芽で香り付けしたラオホ。口の中で燻製の香りが広がる深い味わい。

なまのスモークラガー

桜で燻製した麦芽とアメリカンホップを贅沢に使ったスモークラガー。ホップの香りと燻製香が絶妙に絡み合うスッキリとした味わい。

なまホワイト

小麦からくる甘みが引き立ったマイルドなベルジャンホワイト。コリアンダーの芳醇な香りとオレンジピールの苦みが効いている。

お肉の燻製3種盛り

おすすめフードはお肉の燻製3種盛り。燻製された合鴨、ベーコン、ローストビーフは燻製ビールとも相性抜群。

【DATA】
スモークビアファクトリー大塚店 NAMACHAんブリューイング 
東京都豊島区南大塚1-60-19 パルムハウス103
TEL03-3942-0180
営業/16:00〜23:00(火~金曜)、13:00~23:00(土曜)、13:00~22:00(日祝日)
休み/月曜
http://smokebeerfactory.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2019年8月号増刊 東京クラフトビール」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...