今回は、「アメリカ車のバッテリーはACデルコが定番だけど、国産旧車ならパナソニックのカオス一択。エンジンルームを見るとたいていブルーのバッテリーが収まっている」と熱く語る、編集部の旧車&ホビー担当・イスカンダル功がお届け!
クルマにつながなくてもこれで簡単にジャンプ可能。

先日、愛車のサニートラックの「バッテリーあがり」をやってしまった。といってもライトを付けっぱなしにしていたわけではなく、ブレーキ周りのトラブルで、エンジンを切ってもブレーキランプが点灯しっぱなしになってしまったのが原因だった。そこでジャンプスタートをしようと思ったが、そういう時に限ってもう1台のクルマは整備に出している状態。
バッテリーを買い替えようとアマゾンでカー用品を検索すると、モバイルバッテリーとセットになったポータブル型ジャンプスターターを発見。これなら他のクルマにケーブルをつなぐ必要がないし、従来型のスターターと比べて圧倒的にコンパクト。値段も5000円前後でリーズナブル。
でも、唯一気になったのが製品の質。レビューを見ると、コネクターが合わないとか、直ぐに壊れたとか、深刻なものも見受けられた。あとリチウムバッテリーって質の悪いものだと発火する可能性もあるので、実際はかなり危険な物なのだ。
その中で見つけたのがフィリップスのこちら。値段は他より高いが、それは信頼性の証。安全基準のCE規格も取得済み。黄色の差し色の入った筐体デザインもワークテイストで実によし。モバイルバッテリーとしても使えるので、最近は無駄に持ち歩いています。
PHILIPSのポータブル・カーバッテリー・ジャンプスターター
前面の電源スイッチを長押しするとLEDライトが点灯する。ストロボ点滅やSOS点滅などモード切替もできる優れモノだ。
USBケーブルをつなげればスマートフォン用のモバイルバッテリーとしても使える。本体のUSB出力は2系統あるので2台まで接続可。
サイドにあるコネクターに付属のスマートバッテリークランプを取り付けて使用する。バッテリーの充電量は本体のLEDで確認できる。
本体とケーブル類がすべて収まるアクセサリーポーチも付属する。フラップは面ファスナーでとめる方式。背面にはメッシュポケットが付く。
(出典/「Lightning 2022年9月号 Vol.341」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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