今年もアウトドアベストが大本命!? スポーツMIXスタイルは“手ぶら”が最強説!

  • 2022.12.02

ハンティングやフィッシングといった、アウトドア用途の多ポケットベストが人気を集める昨今。スポーツMIX で取り入れると手ぶらというメリットもあるし、ファッション的にもトレンドが抑えられる。さらに趣味の世界にも応用が効く。そんな” 使える” ベストを総ざらい。

手ぶら派増加で注目の、多ポケットアウトドアベスト。

多くのポケットを備えたアウトドア用途のベストが、去年から引き続き人気を集めている。こういったファンクショナブルなウエアに注目が集まる理由は、なんといっても「便利」の一言に尽きる。

街中でもよく見かけるようになったこのスタイルは、以前のクラシカルなジレとは違い、前述のようにポケットが多く採用されているところが特徴で、キャンプでもリアルに活躍しそうなモデルが様々なブランドからリリースされている。その流行を牽引しているのは、いうまでもなく昨今のストリート&アウトドア人気。両シーンで定番となる、機能的にして細部にもこだわったデザインを楽しむには、多(目的)ポケットベストはまさに打って付けというわけ。

さらに近年のウエアラブルバッグ人気で示されているように、手荷物が減ったことによる手ぶら派増加も流行の要因だ。確かに多ポケットベストがあればバッグは不要だし、人気のモデルは大型ポケットを採用したデザインが主流なので、日常使いにおいてはバッグ以上の収納力があるといえる。

これから迎える本格的な秋シーズンにかけては、重ね着でもジャケットのインナーでも楽しめるし、「スポーツMIX」のスタイルを取り入れるには絶好のタイミング。ファッショントレンドのアクセントとしてタウンユースに使うのはもちろん、狩猟、釣り、バイクツーリングといった趣味の世界でも大活躍するベストは、今シーズンひとつは持っておきたい。

魅惑のラインナップを誇る、多(目的)ポケットベストのカタログ。

1.TAKE & SONS × Hummingbirds’ hill[テイク&サンズ × ハミングバーズヒル]

Hummingbirds’hillが、TAKE & SONSに極少量にて別注したベージュとオリーブの2トーンクレイジーパターンガイドベスト。前から見るとベストながら、後ろから見るとロールトップのバックパックという攻めの姿勢に心が躍る。6万3800円(ハミングバーズヒルショップ TEL03-6721-0189)

2.THE NORTH FACE[ ザ ノース フェイス ]

“手ぶらでもアウトドアを存分に楽しめる” を念頭に開発。収納スペースを広げるダーツ入りポケットや、貴重品収納に便利なジッパー付きポケットなど、大小様々なポケットを10個備える。バックルによる簡易なサイズ調節など利便性も◎。2万7500円(バックドロップ TEL 03-3419-5811)

3.mont-bell[ モンベル ]

収納力抜群で多彩なポケットを備える多機能ベスト。身頃には通気性に優れたメッシュ素材、肩とポケットには頑強な生地を使用し、快適性と耐久性を両立。開発者自らが使用し、改良を加え、常に進化続けている一着だ。1万4190円(モンベル・カスタマー・サービス TEL06-6536-5740)

4.L.L.Bean[ エル. エル. ビーン ]

トラディショナルなフライフィッシング用ベスト。4つの面ファスナー開閉のフラップポケットや、2つのジッパーポケットといった、フィッシングアクティビティを快適にサポートするための工夫が満載の機能性に優れた一着。1万7600円(L.L.Beanカスタマーサービスセンター TEL0422-79-9131)

5.FILSON[ フィルソン ]

オイル仕上げよりも軽く、生の綿の風合いを残した8オンスシェルタークロスコットンドライフィニッシュを使用。普通の長さはもちろん、ディープウェイディング用にストラップを調節してショート丈にすることも可能なフィッシング用ベスト。3万1900円(アウターリミッツ TEL03-5413-6957)

6.CAL O LINE × Mt.RAINIER DESIGN[ キャル オー ライン×マウントレイニアデザイン ]

マウントレーニアデザインのオリジナル60/40クラスを採用した、CAL O LINEとMt.RAINIER DESIGNによるWネームの新作パックベスト。前見頃を後ろのスナップボタンで止めるとバッグとしても使用できるという発想力が見事な一着。1万8920円(ユナイト ナイン TEL03-5464-9976)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2022年11月号 Vol.343」)

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