3.ダブルライダース(英国タイプ)
ロッカーズやパンクカルチャーとの関係も深いイギリス生まれのライダース。シープスキンなど柔らかなレザーで作られることも多く、いかつく見えるエポレットも無いので、屈強なアメリカンタイプに比べファッションに取り入れやすい。
ワイルド度:★★☆☆☆
着こなし難易度:★★☆☆☆
英国ライダースはシャープさがウリ。
英国代表のルイス・レザーズのライトニングと、アメリカ代表・ショットワンスター217USを着比べてみたぞ。サイズはともに38インチ。違い、わかる?
英国タイプ。サイズはジャスト。身幅が若干狭く腕回りが細いのでシルエットは美しい。着丈と腕が若干長いので、縦方向に長く見えて細くみえるのかも。
こちらはアメリカ代表のショットワンスター。腕回りと胴回りは英国に比べてゆとりがあり、楽ちん。スタイリッシュというよりワイルドな印象を受ける。
【モヒカン小川おすすめ⑦】Lewis Leathers 391 TF LIGHTNING
ロッカーズの香り漂うロンジャンの代名詞。1958年に登場しルイスレザーズを代表するモデルとなったライトニング。フロントに回り込む両サイドのバックルが印象的。素材はクロム鞣しの馬革で柔らかく独特の光沢感があるのが特徴。19万8000円(ルイスレザーズジャパン TEL03-6438-9215)
【モヒカン小川おすすめ⑧】Lewis Leathers 441 TF CYCLONE
1970年代初頭に発売されたサイクロンの着丈をやや長くしたタイトフィットモデル。シンプルなダブルモデルで、スナップ仕様のウエストバンドを装備。素材は軽くてしなやかな渋鞣しのシープスキン。19万8000円(ルイスレザーズジャパン TEL03-6438-9215)
【モヒカン小川おすすめ⑨】Lewis Leathers 384 BRONX
1920年代のD-Lewisのデザインをベースに1956年に登場。アクションプリーツを装備し、バイクのタンクを傷付けないようバックルがレザーでカバーされるなどバイク乗りのための装備が満載。馬革製。20万200円(ルイスレザーズジャパン TEL03-6438-9215)
4.ダブルライダース(エポレット無し)
とかく「厳つい」と思われてしまうライダース、その原因はエポレットにある。ならば、エポレット無しのモデルを選んでみてはいかがだろう? スポーツジャケットのようにも着られるし、昨今流行りのオーバーサイズを選んでも、肩が落ちてフィットしてくるはずだ。
ワンスターなど、エポレットはライダースのアイデンティティではあるが、これがあることで、一種の「コスプレ感」が出てしまうのも事実なのだ。
ワイルド度:★★☆☆☆
着こなし難易度:★★☆☆☆
▼ちなみにモヒカン小川はエポレット、切っちゃいます。
【モヒカン小川おすすめ⑩】BUCO JH-1 JACKET/BLACK
エポレットはないが、個性的なベルトで男らしさを主張するJH-1ブラック。ピグメントフィニッシュ・タンニン鞣しの馬革を採用し、迫力のあるエイジングが楽しめる。プリーツもなくすっきりしたバックデザインも魅力。26万4000円(リアルマッコイズ東京 TEL03-6427-4300)
【モヒカン小川おすすめ⑪】FINE CREEK LEATHERS LEON CUSTOM
通常のライダースのエポレットとベルトを“あえて切った” というユニークな設定のカスタムモデル。非常にすっきり見える。素材は1.8㎜厚の渋鞣しの馬革でエイジングは折り紙付き。16万2800円(ファインクリークレザーズ TEL050-3390-247)
【モヒカン小川おすすめ⑫】Langlitz Leathers 1947 Style Columbia
ラングリッツ創業年である1947年に作られたモデルを再現。長細い襟やスクエアにカットされた裾、アクションプリーツが無い仕様など当時のディテールが楽しめる一着。45万6500円(ラングリッツ・ジャパン TEL052-734-6918)
【モヒカン小川おすすめ⑬】TROPHY CLOTHING Ranger W Riders Jacket
ショルダー部分の落ち方が自然で美しい、トロフィークロージングのライダース。下地を染めた後、革表面を丘染めした、素上げのタンニン鞣しのサドルレザーを使用する。21万4500円(トロフィージェネラルストア TEL03-6805-1348)
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