ウエアハウスの70501XX

ヴィンテージファンならお分かりだろう。そう、あの女性向けに作られたモデル。実は1934年に401としてリリースされ、翌年に701に変更されたという歴史がある。昔よく古着店で見かけた(最近は見ないな……)モデルの多くは’50年代以降のもので、この時代になるとお尻周りが丸く女性的なシルエットなのが特徴的だった。
しかし、「男性が穿く女性用ジーンズ」ということを念頭に、ウエアハウスの塩谷社長が実物を手配して徹底的に検証。’30年代の初期モデル、大戦モデル、そして戦後の通称’47モデルは、お尻周りに丸みがなくメンズに近いシルエットが面白いと、これら3種類のジーンズの製品化が決定した。それぞれヴィンテージをもとに生地も織り上げる徹底ぶりで、3世代のモデル全てが塩谷さんも納得の仕上がり。まずは’47モデルのデリバリーが間近に控えている。



ずっとヴィンテージを探し続けたが見つからず。でも、今回ウエアハウスがその念願を叶えてくれた。私はすべて穿くつもりだが、今年の残暑はこの’47モデルでキマり! ちょっとオーバーサイズで、ドレープ感を楽しみながら穿きたいと、楽しみでならない。
【問い合わせ】
ウエアハウス東京店
TEL03-5457-7899
http://www.ware-house.co.jp
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※掲載情報は取材当時のものです。
(出典/Lightning 2019年10月号」)
撮影:大浦真吾(Studio Sarrut)/文章:ランボルギーニ三浦
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