この『DIC川村記念美術館』は、我々編集者の仕事に馴染みのある、ある事柄に関連する。それは印刷インキの世界トップメーカーである『DIC株式会社』だ。その関連会社を含めて収集した美術品を、約9万坪の広大な総合研究所敷地内に設立した美術館で公開している。
展示される作品もレンブラントやピカソ、アンディ・ウォーホルなどの名画が集められていた。でも一番よかったのは、巨大な空間にフランク・ステラの作品を年代順に13点展示した部屋。縞模様で構成された抽象主義の作品は、叶うなら部屋に飾りたいぐらい。
オリジナルミュージアムTシャツ

そんな興奮冷めやらぬ状態で展示物をひと通り見終わった後、ふらりとミュージアムショップへ。そしたらフランク・ステラの作品をプリントしたTシャツが売っているではないか! というわけで即購入。一見、訳のわからない(一見じゃなくてもわからない)抽象主義の作品「ポルタゴ侯爵」を落とし込んだ、シンプルデザインに一目ぼれ。こんな掘り出し物に出会えるなら、いろんな場所のミュージアムショップ巡りを趣味にしようかな?

※掲載情報は取材当時のものです。
【問い合わせ】
DIC川村記念美術館
http://kawamura-museum.dic.co.jp
(出典/「Lightning 2019年7月号」)
撮影/桑山章 文章/ADちゃん
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