博物館級のLEVI’Sのシンチバックモデルがずらり。原宿の「BerBerJin」のお宝級デニムを拝見!

ヴィンテージウエア好きにとって世界中の誰もが知る東京を代表するヴィンテージショップ、BerBerJin。ストックするヴィンテージの数はもちろんヴィンテージカルチャーを常に牽引し続けているトップランカーとっても過言ではない。

原宿から世界へ ヴィンテージカルチャーを発信。

どんなヴィンテージでも揃ってしまう生ける伝説のヴィンテージショップ。それがBerBerJinだろう。日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジアでの知名度は抜群。何よりも常に時代をリードし続けヴィンテージカルチャーを世界へと発信し続ける影響力の高さは日本だけでなく世界随一なのではと思わせるカリスマヴィンテージショップ。この企画では、LEVI’Sのシンチバックのみに限定した超ヴィンテージを紹介する。

LEVI’S 506XX E

1950年代の506XX Eは背面中心部に接ぎがあるいわゆる“Tバック”仕様。生産数的に鑑みても圧倒的に残存数が少ないことからコレクタブルアイテムとなっている。このジャケットのサイズは48で、色落ちもまだまだ楽しめるほどインディゴが残されているミントコンディション。¥9,900,000_

LEVI’S 213

XXデニムの廉価版として作られたNo.2デニムを使用した1930年代の213。現存数が少なく歴史的資料価値としても貴重なジャケット。フロントボタンは黒ラッカーボタンを装備。¥1,980,000_

LEVI’S S506XX WWII

1940年代に作られた大戦モデルはポケットのフラップが排除され、フロントボタンが4つ仕様など、他のモデルと明らかに異なるディテールを持つことと希少性から絶大な人気を誇る。¥3,080,000_

LEVI’S 501XX 1922Model

1922年モデルは、サスペンダーボタンが装備されるディテール満載。2ウォッシュほどの奇跡のコンディションで見つかった1本は販売時に付属していた紙タグも残されている。¥14,300,000_

LEVI’S 501XX 1937Model

シンチバックをはじめとするLEVI’Sのヴィンテージディテールはもちろん充分に揃っているが、このデニムは激しい濃淡が表現されたこれぞXX! な色落ちが魅力の逸品だ。¥2,200,000_

LEVI’S 501XX 1942Model

1937年と大戦期に作られた双方のディテールが混在する希少なモデル。大戦モデルに使われた厚くて丈夫な生地にベルトループとシンチバックが装備される数少ない1本。¥7,150,000_

【DATA】
BerBerJin
東京都渋谷区神宮前3-26-11
Tel.03-3401-4666
https://berberjin.com

(出典/「CLUTCH Magazine VOL.99 2025年5月号」)

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