【浅草靴職人の愛用靴】グッドイヤー製法のアスレチックシューズを作りたかった「BROTHER BRIDGE」鈴木英明さんの HENRY

昔から靴職人が多い東京の靴の聖地、台東区浅草。そこで活躍する浅草靴職人たちの愛用靴とはどんなものなのか。「BROTHER BRIDGE」鈴木英明さんに愛用品とエピソードを訊いた。

デザインのモチーフとなったのはヴィンテージ。

「BROTHER BRIDGE」鈴木英明さん|2012年に靴職人としてキャリアをスタート。2014年にBROTHER BRIDGEを設立。「伝統と先進性の融合」をブランドのコンセプトにオリジナルシューズを展開している。https://brotherbridgetokyo.com

「高校を卒業する前から靴職人になる夢は描いていました。もともといろんなスポーツをしてきたので、スポーツシューズを作ってみたかったのですが、古着が好きだったこともあり、レザーシューズの世界も面白そうだなと」

高校卒業後、専門学校に通いその後、すぐに現場でしごかれたという鈴木氏。グッドイヤーの靴を作っていく中で沸々と湧いてきたのは、やはりスポーツシューズを作ってみたいという夢だった。そこで生まれたのがこのヘンリー。

「ボクシングをやっていたこともあって、ヴィンテージのアスレチックシューズをモチーフにしました。グッドイヤーのアスレチックシューズはありませんからね」

軽量で動きやすくかつ堅牢なグッドイヤーのレザーアスレチックシューズ。いまやBROTHER BRIDGEを代表するモデルとなっており、今シーズンも素材を変えてリリースしている。

「最初に作ったのは2020年。茶芯のホースハイドを使用したモデル。本物のアスレチックシューズ同様、ギュッと縛り上げたシューレースのデザイン、軽快な履き心地は僕自身も気に入っています」

4年ほど前にリリースした茶芯のホースハイドを使用したヘンリー。履き込んだことにより、表現された履き皺はホースハイドならでは。グッドイヤー製法で作られたアスレチックシューズは他では見られない逸品でシューレースがギュッと詰まったデザインが好き。

(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)

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