ワントーンでまとめてエレガントで落ち着いた印象に。

シューズやメガネなどのファッション小物を除き、すべてのアイテムを同系色のワントーンでまとめることで統一感と清潔感、そして大人のエレガントさが強調された菊地氏のスタイリング。トラディショナルなアイテムが好きという言葉通り、どのアイテムを切り取っても一貫してトラディショナルさが感じられるのは、好きなものがブレていない証だろう。
菊地章仁さんの愛用品を紹介。
アウターのショップコートはオフホワイトのヘリンボーンツイルにエンジの刺繍カラーが映え、そして足元のAldenのカラーともリンクさせている。
鯖江製のアイウエアブランドであるAYAMEのメガネに自信が手掛けるTHE FAT HATTERのハットでジェントルマンな雰囲気を演出。
1941年製ROLEXのバブルバック。ヴィンテージのドレスウォッチは彼のトラディショナルなスタイルと相性が良く、イヤらしさも感じさせない。
Aldenのコードヴァン。無類のコードヴァン好きとしても知られ、色違い、型違いで複数足を所有している。コーディネイトに合わせてシューズ選びを楽しんでいる。
マリンハットに寄せ書きが描かれたヴィンテージの個体。どれも希少なアイテムであることに間違いなくオブジェとしてショップに飾っている。
シャツ、スカーフはともにBryceland’sのもの。アクセントとなるスカーフは、菊地氏のスタイルのトレードマークとしても知られている。
(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)
Photo by Nanako Hidaka 日高菜々子 Text by Tamaki Itakura 板倉環
関連する記事
-
- 2025.08.11
2nd編集部がこの夏手に入れたい、サンダル、シャツ、パンツ、そして羽織もの
-
- 2025.08.11
装う服の点数がグンと少なくなる夏は、服のクオリティには本気でこだわる。
-
- 2025.08.09
ボックス型のスクエアカットといえば? 探していた理想のシャツに出会っちゃいました
-
- 2025.08.03
「ドレイクス」の定番プリントをあしらった開襟シャツで、爽やかメンズを目指す