作業に集中できるストレスのない着心地も服選びの重要ポイント。
ハンドメイドによるシルバージュエリー、Larry Smithを手がける林田氏。工房に籠って黙々と銀板を打ち付ける姿は今も昔も変わらない。そんな彼が身につけるものはヴィンテージデニムを中心に流行り廃りのないシンプルなもの。とくに着用していてストレスのないライトオンスのデニムカバーオールは、作業の足枷にならないため、最近好んで着用している。
林田吉史さんの愛用品を紹介。
1940年代のデニムカバーオールにインディアンヘッドの刺繍ワッペンでセルフカスタムを施したお気に入りの1着。
ヴィンテージのジルバージュエリーは見つけるたびに手に入れているという彼のコレクション。最近では手軽に買えなくなったという。
スカッシュブロッサム、風切羽、そしてアメリカ旅の際に出会った美しいNo.8の原石など自分が好きなモチーフを重ね付けしたネックレス。
マテリアルにディアスキンを使用したシンプルなウォレットに巾着ポーチ、そしてベルト。いずれも自身が製作したコンチョが付けられ、大きな存在感を放っている。
長年愛用するWESCOのボス。ジュエリー製作時もバイクライディング時にも欠かすことのできない林田氏にとってユニフォームのひとつだ。
1965年式Mercedes-Benzの220S(W111)と1974年式Vespa Rally200が普段使いとして使用している愛車。そのほかハーレーなども所有している。
(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)
Photo by Takeru Sugiho 杉保毅留 Text by Tamaki Itakura 板倉環
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