今季のPherrow’sのコレクションから、2着のアウターをピックアップ。一見、ウールとナイロンをはじめ、着丈やディテールなど、共通するアウターとは思えないが実は2着ともアメリカ海軍のヴィンテージウエアがベースとなったアイテムなのだ。
FLIGHT JACKET MONSTER-WEP ¥63,800_
米海軍のフライトジャケットといえば、ボア付きのレザージャケット、G-1の印象が強いが、1950~1970年代に支給されたナイロン製のフライトジャケットであるWEPも銘品だ。今季、Pherrow’sが製作したWEPは、本来の着丈よりも長く設定し、インシュレーションには高品質なダウンで知られるTHINDOWNを採用しモダナイズされている。



SUBMARINE PSMC 1 ¥36,300_
1940年代にU.S.NAVYの潜水艦乗組員用のジャケットとして作られていたサブマリンジャケットをベースにマテリアルにウールヘリンボーンを採用したコート。ミリタリーモチーフの武骨なアイテムながら、英国トラディショナルな印象のウール生地が上品なスタイルを演出するため、カジュアルにはもちろんジャケットスタイルとも相性良し。



【DATA】
Pherrow’s
Tel.03-5725-9577
http://www.pherrows.com
※情報は取材当時のものです。
(出典/「CLUTCH2022年12月号 Vol.88」)
- MEDIA :
- CLUTCH Magazine
- CREDIT :
- Photo by Masahiro Nagata 永田雅裕 Text by Tamaki Itakura 板倉環