【業界人の愛用品】旧きよき時代の手仕事を感じる愛用品。|HOOKED VINTAGE /安藤公祐さん

  • 2022.07.31

ファッションを知り尽くした業界人に、コート、ジャケット、シューズなど、それら愛用品との出会いや経緯、もの選びの基準などを聞いた。ヴィンテージインダストリアルファニチャーに精通した「HOOKED VINTAGE」の安藤さんだが、愛用品として使っているものは意外にもヴィンテージには限らないそう。詳しく聞いてみた。

気兼ねなく使えるタフなものが基本です。

1981年生まれ。宮城県出身。中目黒のジャンティークを経て、夫婦で渋谷にフックドをオープン。日本有数のヴィンテージインダストリアルファニチャーのスペシャリストだ

ヴィンテージのインダストリアルファニチャーのスペシャリストである安藤氏。オーナーを務めるフックドには、その確かな腕を信頼して、内装業のプロフェッショナルも足繁く通っている。戦前の旧き良きアメリカを深く知る安藤氏のワードローブは、そんな世界観を感じるものがメインだ。

「ヴィンテージウエアも好きですが、気を使ってしまうようなスペシャルなものは性に合わないんです。仕事柄、本当に珍しいものに出逢うと気持ちは高まりますが、自分がワードローブとして手元に置きたいのは、ファッションとしても働く際のワークウエアとしても気兼ねなく使えるもの。そうなるとコンディションがよくて、180センチを超える身長の自分でもゆったりと着られるサイジング。ただそうなると古着で見つけることは難しいので、こればっかりは出逢いですね。現行品でも良いものはたくさんありますし、じっくりと探していこうと思います」

「HOOKED VINTAGE」安藤公祐さんの愛用品。

1.JACKET/LEE

LEEを代表するワークウエアのひとつであるカバーオールの98J。生地の種類で末尾のナンバーが変わるのもおもしろい。タグから30sと推測。「個人的に末尾が8のストライプ生地のバランスが好きなんです。ここまで大きいサイズはほとんど出ません」

2. BAG/ZERO HALLIBURTON

前職のオーナーであるジャンティークの内田さんよりプレゼントしてもらったという小振りなキャリー。「機内持ち込みもできるサイズなので、海外出張の際に必ず持っていきます。新品で頂いたのですが、かなり使い込んだ風合いになりましたね」

3.SHOES/ALDEN

HORWEEN社のコードバンを用いたローファーは、雨の日も気にせずにガシガシと履いている。「いろんなローファーを履きましたが、自分の足型にしっくりと来るのが、ALDENのラストだったんです。ニューヨークで購入しました」

4.EYEWEAR/TIMEWORN CLOTHING×HAKUSAN MEGANE 069

硬派なスタイルを貫く名店タイムウォーンクロージングと日本の老舗ブランドである白山眼鏡とのコラボ。同じモデルをフレームのカラー違いで3つ所有。「車を運転する用として購入したので、クリアレンズ、サングラスともに度が入っています」

5.CAP/COOPERSTOWN

今もメイドインUSAを貫く数少ないキャップメーカー。「このブランドのキャップが大好きで、いろんな種類を持っているんです。日本の代理店を友人がやっている縁から、フックド別注モデルをワンオフで作ってくれました。Hのワッペンは屋号の頭文字です」

最近買ったもの、ハマっているもの

’30~’40年代にアメリカでロードサイドツーリストウエアとして販売されていたOZARK POTTERY の陶器。フォークアートを感じさせるような独特なカラーリングが魅力。

(出典/「CLUTCH2022年8月号 Vol.86」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部