優良ヴィンテージウォッチが眠る場所 in LONDON

  • 2021.11.01  2017.12.04

ロンドンでは週末を中心に各地でマーケットが開かれる。一般的にはストリートや屋根付きの敷地で開かれるのだが、なかにはビル全体がアンティークモールになっているものもある。それが、メリルボーンはチャーチストリートにあるAlfies Antique Market。ヴィンテージインテリアやアクセサリーを中心に、4階建てのビルすべての階に所狭しとショップが並んでいる。インテリアデザイナーやプロダクツデザイナーが足繁く通う、知る人ぞ知るクオリティの高いモールなのだそうだ。そこで1軒のヴィンテージウォッチショップに出会った。
店の名前はN&S Watches。一見雑多な店構えだが、ショーケースのなかにはメンズ・レディスのヴィンテージウォッチがずらりと並んでいる。OMEGA、LONGINESなど市場人気も知名度も高いブランドをはじめ、クラシックなデザインが光る掘り出し物まで多様なラインナップ。
1
主人のMoe Heidarianは温厚な人柄で、時計ひとつひとつについて丁寧に説明をしてくれ、チョイスに迷って長居しても辛抱強く付き合ってくれる。
商品の中から取材班が気になったモデルがこちら。
2
’40~’50年代 LONGINES/手巻き式/ケース材質:金メッキ
レクタンギュラー(長方形)のフェイスが上品。数字はシンプルだが、アールデコ調のスモールセコンドが存在感を放っている。
3
’40年代 WALTHAM/手巻き式/17石/ケース材質:金メッキ
視認性の高さとエレガントさを併せ持つ。ぷっくりとしたガラスの風防がクラシック感を醸し出している。
4
’40~’50年代 BULOVA/手巻き式/ケース材質:金メッキ
フレーム、文字盤ともに華やかなデザイン。女性ウケ抜群。
5
’50年代 OMEGA/手巻き式/ケース材質:ピンクゴールド
厚みのないスマートな佇まいのOMEGA。飽きがこないデザイン。
ヨーロッパでヴィンテージウォッチを見ると、無性に買いたくなってしまうのは筆者だけだろうか。旧いものを敬い、継承する文化が根付いている土地だからこそ、これらが一層価値のあるものに映る。旅先でのヴィンテージショッピングは、出会いの喜びと懐事情とのせめぎ合い。それが醍醐味でもある。N&S Watchesでは、200ポンド代など比較的安価なものも揃えており、清水の舞台から飛び降りなくても済む。セカンドウォッチにも最適だ。
思いがけないお宝が眠るヴィンテージモール探検、やっぱりやめられない。
【DATA】
●Alfies Antique Market
住所:13-25 Church Street Marylebone London NW8 8DT
営業時間:10AM-6PM(Tue-Sat)
http://www.alfiesantiques.com
(出典:『CLUTCH web』、写真・文:CLUTCH Magazine編集部)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部