
Tシャツの裾上げをやってみよう!
気温が上がり、夏本番のいま、Tシャツの出番が増えてきた。大きめなサイジングをゆるっと着るのが最近のムーブメントだが、どうしても気になるのが丈感である。この悩みを解消するのは裾上げだが、ダブルステッチ、シングルステッチなど、縫い方は実に様々。服好きたるもの、ステッチひとつにもこだわりたい。工程は少なく、簡単に見えて意外と奥が深い。単純だからこそ、小さな違いが大きな違和感を生んでしまうのだ。奥が深いTシャツの裾上げの世界へようこそ。
Before

本来、ダブルステッチの裾上げはカバーロックミシンを用いて裾上げを行うのだが、今回は家庭用ミシンとロックミシンがあればできる、自宅でも再現が可能な方法でお直しをしていく。価格 / 2500円
After

リペアの手順

裾上げする長さを決め、ステッチを解く前に現状のダブルステッチの幅と縫い目の長さを測る。この数字を守ることでかなり印象が変わるのだ。

裾の生地を裁断する前に、裾上げの縫い代を考慮してカットしていく。出来上がりの線を決めたら生地に印をつけておくことが間違えない秘訣。

出来上がりのラインをマークし、縫い代を考慮し裾をカットしていく。水で消えるチャコペンを用意しておくと、間違いが少ないのでオススメ。
- 1
- 2
関連する記事
-
- 2025.12.01
次に注目すべき古着とは? アメリカの皮肉たっぷりなグッドプリントTシャツが面白い