これから来る古着とは? 価格高騰前夜、これからが楽しみなアートTシャツを特集!

古着ブームは留まることを知らず、ヴィンテージは枯渇、値段高騰も甚だしい。そんな世間でスポットライトを浴び始めたのが、これからヴィンテージになりうる1970年代以降の「ネクストヴィンテージ」。ここでは、そんな古着たちを深掘りする。第10回目は、プリントTシャツのなかでもまだまだ探せるアートTを紹介する。

Print T-shirt

1990年代のTシャツも、ロックTや映画Tといったカテゴリーは価格高騰により、気軽には楽しめなくなってしまった。そんな中、今どんなTシャツを着ようかと悩んでいる方々に提案したいのが、このTシャツたち。次に探したい、集めたいTシャツをカテゴリーに分け、3回に渡り紹介する。古着店のオーナーが注目しているアイテムから、まだ注目されていない狙い目のアイテムまで。まずは、価格高騰前夜、これからが楽しみなアートTシャツを取り上げよう。

rel・e・vant products

Tシャツプリントデザイン会社「painted lady」が、1994年に道具や生物や植物などをテーマに様々な種類で紹介される総柄プリントをメインに展開する〈el・e・vant products 〉。配置やリアルタッチなイラストがアートといえる秀逸なデザインは古着店で注目されてきている。

「painted lady」で1993年には存在する魚の総柄。こちらは翌年に「rel・e・vant products」のブランド名のコピーライトとなって作られた。リアルで様々な種類の魚が描かれ、それぞれに名称も入るので勉強にもなる。1万2000円(デザートスノー ガーデン店TEL03-5761-6390)

キャップのブリムにまで様々なガーデニングツールが描かれている総柄。1万780円(グレースTEL03-6416-3457)

ガーデニングの大敵である様々な雑草を紹介する総柄。こう並ぶと可愛く思える。1万780円(コモンTEL0471-66-5433)

アウトドアアクティビティに優れたカリフォルニア州トラッキーのスーベニアT。1万2100円(コモンTEL0471-66-5433)

ネームは違うが、製造元は同じ。

製造元は同じで1993年までは〈painted lady〉というブランド名で作られていた。7920円(ステップアヘッド高円寺店1号店TEL03-6454-6511)

Largely Literary

作家や画家に音楽家などをイラストレーターのスティーブ・クラッグがユニークなタッチで描いた偉人がプリントされるシリーズ。’80s後期から’90s初期に作られた。マグや腕時計なども存在し雑貨店などで売られていたのか、Tシャツも本の様に見える箱に入った状態で売られていた

デッドストックなので本に見える箱も残る。箱の背表紙には「ヘンリー・デイヴィッド・ソロー」の独特な紹介がつくため、それぞれ専用に箱が作られていた事がわかる。2万7390円(デザートスノー 千葉TEL043-225-9600)

この記事を書いた人
原田学
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原田学

断然古着主義

1972年京都府生まれ。『2nd』『Lightning』『CLUTCH』 を支えるスタイリスト。『2nd』での連載は通算200回を超え、現代の古着市場のリアルな声を反映したスタイリングには定評がある。ヴィンテージやアンティークへの深い知識を持ち、素材や背景を理解したコーディネートにファンも多い。自らの“好き“を詰め込んだ私的アーカイブ『the SUKIMONO BOOK』は、ファッション業界内でも愛読者の多い。
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