「Ptアルフレッド」店主・本江浩二さんの夏のネイビーブレザーの着こなし。

「Ptアルフレッド」店主・本江浩二さんは1960年生まれ、62歳。コロナ以降、ものづくりの難しさを実感しているそう「30周年に向けて新たな企画を検討中です」。万能アイテム、ネイビーブレザーもその時代に合わせたサイジングなどを取り入れた柔軟なものづくりに定評がある本江さんの今夏のネイビーコーデを紹介してもらった。

時代に合わせた柔軟性を持つことが大切なんです。

ジャケット5万600円、シャツ1万6500円/ともにPtアルフレッド、帽子1万3200円/ブルーブルックスコー×Ptアルフレッド、スカーフ1万780円/ヴィンセンツォミオッツァ、扇子4950円/舞扇堂×Ptアルフレッド(すべてPtアルフレッドTEL03-3477-7952)、シューズ/パラブーツ、パンツ/Ptアルフレッド、メガネ/オリバーゴールドスミス、サングラス/オリバーゴールドスミス、時計/IWC

「ネイビーブレザーは何にでも合う万能なアイテムだと思っています。ブレザーといっても様々、昔は金ボタンのブレザーを良く着ていたのですが、歳を重ねるにつれて生地と同系色のボタンのものを好んで選ぶようになりました。

今回着用しているブレザーやチノパンなど長年同じアイテムをつくり続けていますが、実は全く同じと言うわけではありません。ボタンが違っていたり、襟を少し短くしてみたり、着丈の長さを調整したりとその時代に合わせたサイジングなどを取り入れた柔軟なものづくりを大切にしています。

店を始めて30年近くになりますがお客様には学ばせていただいてばかり。現在の流行や、着こなしなど面白いと感じたものは、極力応用するようにしています」

【ポイント①】別注した扇子。

「京都の老舗、舞扇堂に別注した扇子です。身につけるものではないですが、こういったものの生地もこだわったものがいいですね」

【ポイント②】持ち運べるハット。

「人間の頭に合わせて計算されたハットです。芯が入っていないのでくるっと丸めてポケットに入れて持ち運ぶことができる優れものです」

【ポイント③】ジャケットとのバランス。

インナーはストライプのシャツを選びました。夏らしくタックアウトでリラックスした着こなし、首にはバンダナでアクセントを持たせています」

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)

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2nd 編集部
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