2nd編集部が春から初夏、季節の変わり目に着たい服と靴、そしてバッグ。

  • 2023.05.06

旬の新作から1点物のヴィンテージまで、日々数多のブランドやショップの逸品と出会うセカンド編集部。そんな一期一会を繰り返すスタッフたちがピックアップした、季節の変わり目にピッタリな服、靴、バッグ10アイテムをご紹介。

1.「SCYE(サイ)」のセットアップ。

コロナ禍の閉塞感とマスクに別れを告げて上向きになったテンションを、さらに盛り上げる色鮮やかなコレクションが早速飛び込んできた。タテ糸、ヨコ糸ともに太番手のポリエステル糸を使用し、高密度で平織に織り上げた生地は、春らしくふんわり軽やか。ミニマルな表情のシャツにゆったりしたハリントンジャケット、ワイドなショーツの3点セットで、ぜひともお試しあれ。右39600円、中42900円、左106700(マスターピースショールーム TEL03-6407-0117)

2.「CONVERSE(コンバース)」のスニーカー。

高機能なテック系モデル隆盛の陰で、ひっそりと機運高まるクラシック回帰。そんな気分にドンピシャなのが、この「スター&バーズ US PCレザー」というわけで。柔らかなスムースレザーのアッパー、艶出し加工を施したテープ、色ムラのあるシューレースと三拍子揃えた顔立ちはヴィンテージもかくやあらん。でもクッショニングは最新式で履き心地は今ドキ。16500(コンバースインフォメーションセンター TEL0120-819-217)

3.「BARBOUR×URBAN RESEARCH BUYER SELECT(バブアー×アーバンリサーチ バイヤーズ セレクト)」のコート。

廃番という言葉に弱く、別注と言われりゃ即ノックアウト。そんな諸兄方にはたまらない1着を見つけたのでご報告。ベースはバブアーの廃番モデル「3/4コート」。糸を限界まで打ち込んで織り上げた高密度コットンは優れた撥水性能と抜群の耐久性を誇り、ガバッと羽織れるオーバーシルエットで春の装いにもよく馴染むに違いない。85800(アーバンリサーチ オンラインストア TEL050-2017-9011)

4.「AMIACALVA×ARCH(アミアカルヴァ×アーチ)」のバックパック。

1980年代、フランスの学生が通学に使っていたようなバックパックを、どうすればアーチらしく、かつモダンに仕上げられるのか?」。その答えを別注で得たり。深みのある色合いで当時の雰囲気を醸し出す60/40クロスは、コーデュラナイロンのハイブリッド版。ジップはウォルデス社製で、底部にも栃木レザーのヌメ革を使うなど、経年変化で馴染んでいく様も楽しめる。片方の肩で背負えば、さらに当地の学生気分。33000(アーチ東京 TEL03-5825-4649)

5.「SALVATORE PICCOLO×SHIPS(サルヴァトーレ ピッコロ×シップス)」のウエスタンシャツ。

アメカジは大好物だが、どうも二の足を踏んでしまっていたウエスタンシャツ。あの独特な野暮ったさもシップスとイタリアはナポリ生まれの気鋭シャツブランドの手に掛かれば、デニム素材でもこんなにドレッシーに変わるものか。襟の設計にこだわり、ノータイはもとよりタイドアップにまで対応。伝統的な仕立てやフォルムを基調としながらも現代的な解釈が加えられた本作は、まさにモダンのひと言だ。35970(シップス 銀座店 TEL03-3564-5547)

6.「TEMBEA(テンベア)」のトート。

スーパーやコンビニでの買い物時に、マイバッグ持参が常識となって随分経つ。以来、「なんか良さげ」と見つけて買ってを繰り返し、増え続けてきたマイバッグに新入生が仲間入り。それも安心と実績のテンベアメイド。肩掛けと手持ちの2WAYで使える上、素材は春らしいリネンの6号キャンバス。汚れても洗濯しやすく、洒落た雰囲気もまた良きかな。22000(テンベア TEL03-3405-5278)

7.「KARHU(カルフ)」のスニーカー。

見た目こそクラシカルだが、足を保護する柔らかなパッドやアーチサポートなど優れた機能性から、オリジナルはオリンピック選手にも愛用されたという「トランパス」。侮るなかれ。鮮やかな挿し色が映える春の新色は、足元に新鮮さを呼び込むのにも適任。ちなみに表情豊かなスウェード素材のアッパーにあしらわれたMはフィンランド語Mestariの頭文字、チャンピオンを意味する。各18700(カルフ トウキョウ TEL03-5919-2220)

8.「NANAMICA(ナナミカ)」のカーディガン。

「なぜナナミカが、アイビーリーガー御用達のレタードカーディガンを?」と浮かぶ疑問も、アウトドアウェアのパターンを落とし込んで再構築したと聞けば、さもありなん。和紙とポリエステルを撚り合せたリリヤーン糸を表面に、リネンとポリエステルのミックス糸を裏面に使ったローゲージ天竺編みの着心地に、着れば納得と頷く1着。46200(ナナミカ 代官山 TEL03- 5728-6550)

9.「ENGINEERED GARMENTS(エンジニアド ガーメンツ)」のジャンプスーツ。

エンジニアド ガーメンツの定番アイテムとし て、マイナーチェンジを繰り返しながらリリースされてきた「レーシングスーツ」。これまではコットンリップストップやデニムといった、ワークウェア然とした武骨でタフな素材が採用されてきたが、2023年春夏の新作はリネン素材&半袖で軽やかに。ロンTやシャツをインナーに重ねることで、レイヤードも楽しめる。7400(エンジニアド ガーメンツ TEL03-6419-1798)

10.「WALSH(ウォルシュ)」のスニーカー。

80年代初頭に登場したロードランニングシューズ「ニューグローリー」を、スウェードを軸にナイロンとレザーの3素材を加えプレミアムに再構築。素材ごとの質感の違いがワントーン配色に立体的表情を生み出し、クラシカルなブリティッシュトレーナースタイルを現代的な佇まいに変えた。各々、印象の異なる3色展開。各33000(カメイ・プロアクト TEL03-6450-1515)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20235月号 Vol.194」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部