トラッド派の必携ベルト! ウェビングリボンベルトがトラッドファッションに欠かせない理由とは?

ベルトには手を抜きがちな人が多い。それもそのはず、トップスをタックインしない限りは見えないことがその理由だ。

しかし、ソックスや下着に手を抜いてはいけないことと同様に、ベルトにも手を抜いていいものだろうか? それこそタックインしたいとき、あるいはタックインしなければいけないトラッドな装いの時にベルト選びに困るようではトラッドマンとは言えない。ここではトラッドマンなら必携と言えるウェビングリボンベルトをご紹介する。

「断然革靴派」や「トラッド派」を標榜する『2nd』が受注生産のオリジナルアイテムとしてリリースしたウェビングリボンベルト。1万8700円( 消費税、送料込み)

ベルト選びには人間性が出るものだ。タックインしない限りは見えないから、高価なものは使っていないとか、シンプルなものをひとつだけ持っていて使い回すとか、複数持っているが、リボンベルトやメッシュベルトなどサイズ選びが不要のものを選ぶとか、複数持っていて、コーディネイトや着こなし方によって色やサイズ(長さ)を使い分けているとか、経年変化するレザーベルトのみ選ぶなどなど。

見えない箇所にはこだわらず、万能な1本に絞るのは効率的ではあるが、コーディネイトする服に合わせて色や素材を選ぶのがウェルドレッサーというもの。モノとしての魅力にこだわり、デニムなどと共にエイジングを楽しむのも洒落者の必須条件だ。

靴やカバンとベルト、バックルと時計などの色合わせを楽しむのはスーツスタイルでは定石だが、ことカジュアルファッションとなるとシャツをタックインしない限りはベルトが見えることは少ない。つまりおろそかになりがちだ。しかし、紺ブレなどのスポーツジャケットを多用するアイビー、アメリカントラッドなどの場合は、デニムと紳士靴を合わせることもあるし、ジャケットとカジュアルパンツを合わせることもある。そんな時トラッドマンなら、どんなベルトをつけるべきだろうか。

答えは『オフィシャルプレッピーハンドブック』にあった。同著は1980年にアメリカで発行された書籍で、エリート大学に通うアイビーリーガーたちの予備軍であるプレッピーの生態を、生活様式から服装までの厳密(?)なルールを皮肉まじりに紹介したもの。諧謔を織り交ぜながらもリアルな生態を映し出している同著の中では、プレッピーが身に着けるアクセサリーの項にベルトもいくつかが必需品として描き出されているのだが、ベルトとしては掲載されているのは4つ。

「Surcingle belt」「Ribbon belt」「Web-with-ribbon belt」「Needlepoint belt」なのだが、中でも「サーシングルベルト」と「ウェブウィズリボンベルト」は、いわゆるコットンのウェビングの上からリボンを配したベルト。ボーダー柄のリボンベルトなども掲載されているのだが、リングベルト式のリボンベルトは現在でも販売しているブランドを見かけるものの、ウェビング&リボンのベルトとなると、定番的なデザインでありながら、あまり見かけないのが実情だ。そこで「ならば作りましょう」と2nd別注チームが立ち上がったのだ。

デニムやチノパン、グレースラックスといったパンツと紺ブレを合わせるとき、インナーにはBDシャツが定石だが、この時にベルト選びに迷うようでは困る。前述のリボンベルトももちろんいいが、個人的にはリボンベルトはノータイで足元がスニーカーの時にカジュアルに合わせたい。特にリボンベルトの色と靴下の色などを合わせるとスーツの色あわせに似た心地よさを感じるし、見た目にもこなれ感が出ることだろう。バックポケットに挿したハンカチ代わりのバンダナなどと合わせるのも楽しい。

しかし、タイドアップ&革靴の際は、レザーも使用しているここで別注したウェビング&リボンベルトをオススメしたい。レザーとブラスバックルのおかげで適度にかっちり感がありつつも、ウェビング部分がカジュアルさも演出。レジメンタルストライプや小紋柄といったタイとの相性もよく、ブラウン系のレザーシューズと合わせたい先細りのレザーシェイプは美しく、飴色へと経年変化をする様子も楽しめる。プレッピー、アイビーファッションを愛するトラッドマンにとっての定番と言っていいベルトに仕上がったと自負している。タックインをするときもしないときも、腰元に抜かりなく! それこそトラッドマンの必須条件だ。

購入はこちらから!

※当記事で紹介している【ANDERSON’S × 2nd】ウェビングリボンベルトは2022年9月30日(金)19:00までの販売となっております。しかも完全受注生産なので買い逃しは禁物です!

この記事を書いた人
おすぎ村
この記事を書いた人

おすぎ村

ブランドディレクター

『2nd』のECサイト「CLUB-2nd」にて商品企画・開発を担当。貴重なヴィンテージをサンプリングした人気ブランドへの別注などを世に送り出している。2nd、Lightningの元編集長にして現在は2ndのブランドディレクター
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

Pick Up おすすめ記事

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...