お伺いしたお宅・・・笠井ファミリー
ウェブデザイナーの笠井孝紀さんと妻の久美さん。長男の亮汰君は小学5年生で次男の修汰君は小学1年生。羨ましいほどのオシャレ家族です。
笠井家方式のBESSライフの愉悦。
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都県の境の住宅街に建てた「ワンダーデバイス」に笠井孝紀さん一家が移り住んで約半年。室内の木も新品に近い鮮度を保ったままだが、そこには笠井家ならではの暮らしがすでに根付いていた。「戸建てを求めたのではなく、BESSの家が欲しかった」。42歳の家長にそこまで言わしめるのは、BESSの家が住み方の理想を叶えてくれる器だったからだという。
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注目すべきアイデアは広大なリビングの土間。土足での活動範囲が広がり、内と外が曖昧でより開放的になった。リビングの中央に鹿。壁の色に馴染んでいるからさして目立たないが、自宅にどーんと剥製とは、さすがというか何というか。「実はネットで見つけたんですよ。こういうのBESSの家でないと置けないでしょ」
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さらに、リビングの奥や2階のクローゼット内に設えた棚は、日曜大工の経験がなかった笠井さんが手作りしたものだという。
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人が持つ創造力と形にする実行力。それに呼応するように理想を拡張していく家。その相乗効果が笠井家のリビングで結実しているなら、それこそ理想的な暮らしだ。
「高校生でスケボーに興味を持って以来、その背景にあるアメリカ文化に影響されてきました。ファッションはもちろん、土足で上がれるリビングも(笑)。BESSだからできることが僕らの感覚に合っているんでしょうね」
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住み始めた頃は床の傷に敏感だったという妻の久美さんも、いまとなってはあるがままに任せられるようになったそうだ。そう話す目の前を裸足の子供たちが駆け回る。現状は、初期の理想をひとまず叶えたところだろう。この先家族の成長に伴って、新たな理想が生まれていくに違いない。そうしてBESSの家は、季節を巡る度より愛しく育っていくのだと思う。たとえば鹿にも見守られながら。
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