書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

AUGM TOKYO 2024開催。今年のテーマはVision Pro

今年もAUGM TOKYO 2024が開催された。場所は東京東新宿、開催日は2024年10月26日。今年のテーマはVision Proで、アップル製品を愛する人たちが集い、アップルに詳しい人や、周辺機器メーカーのプレゼンテーションを聞いた。

AUGM TOKYO 2024
https://www.augm-tokyo.jp/

アップルに詳しい人と、周辺機器メーカーのセッションが終日続く

基調講演は、ジャーナリストの本田雅一さん。

アップルの新型チップ、Apple Intelligence、Vision Proなどに関する現状、近い将来の予測などの話を聞けた。

プレゼンテーションを行なった出展周辺機器メーカーは、フォーカルポイント、トリニティ、Linksys、エレコム、PFU、StarTech.com、プロ機材ドットコム、鹿島建設/OPSODIS、NeoRealXなど。

それぞれセッションを盛り上げるべく、ここだけの裏話や新製品開発秘話……などを話してくださるので面白かった。

商品に関する話をメーカーの人から聞く機会はあまりないので、それぞれに興味深い話が聞ける。

時には、『会場限定』のクーポンコードなどが出て、この会場に来た人だけが商品が安く買えるチャンスがあることも。このあたりリアルイベントの楽しさだ。

その後、Vision Proのセッション。

Vision Proのセッションでは、AUGM TOKYOの村上丈一郎さんがNeoRealX提供のVision Proを初体験。実際にVision Proを初めて体験したら、どんな感じがするのかがレポートされた。

我々、Vision Proを持っている数人もFaceTimeで会話に参加するなどして、会場のみなさんにもVision Proを疑似体験してもらった。

実際、たくさん人のいる会場で、Vision Proユーザー6〜7人がFaceTimeに入ると、リアルとバーチャルが渾然一体となって、面白かった。

Vision Proを被っている人は、そのグループ内で、部屋の隅にいる人や、隣の部屋にいる人でも(たとえば、地球の裏側にいる人とでも)会話できるのに、Vision Proを被っていない人は、リアルの人としか話せない……という状況が生まれていた。

現状、Vision Proユーザーの方が少ないけれども、これが半数を越えるぐらいになると、「Vision Proを使ってない人は、リアルにいる人としか話せない」という仲間外れ状態が生まれてきそうだと思った。今はまだ、我々は少数派なので不遇を囲っているが、MRデバイスを使う人が増えてくると、本当に世界は変わっていくんだろうなぁ……と思える体験だった。

その後、朝起きてから寝るときまで、多くの時間をVision Proを被って過ごす(というのは、大げさだが)、ライフテックコーディネーターの織田未来さんが登壇された。

織田さんはスマートホームにも取り組んでいらっしゃって、ご自宅にはWi-Fiに繋がるデバイスが90個以上あって、それぞれに連動して便利に暮らしているとのことだった。

その後、筆者もiPhoneがこれからどのように進化していくのか……? などについてお話しさせていただいた。

会場周囲には、ブースが設定され、各メーカーが展示販売を行った。

iPhoneケースや、イヤフォンなどの周辺機器が多いのだが、中には高額な機器を即断で買っている人もいて驚いた。

Eコマース全盛の世の中だが、やはり実際に触ったり、メーカーの人に話を聞いたりして買い物をするのはいいものだと思った。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

Pick Up おすすめ記事

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...