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ポラールに高機能なミドルレンジモデル『Polar Vantage M3』登場

ポラールが、最新のGPSマルチスポーツウォッチ『Polar Vantage M3』を発表した。ThunderVolt読者の方には、Apple Watchユーザーが多いと思うが、正確な心拍やGPSが取れるアスリート向きのスマートウォッチとして、一定の支持がある。最上位機種であるVantage V3(9万3500円)とほぼ同等の機能を持ちながら、価格は6万9300円で軽量と、魅力的な商品に仕上がっている。

Polar Vantage M3
https://www.polar.com/ja/vantage/m3

多くの専門的な機能

Vantage M3の特筆すべき点は、その軽量さと高機能性にある。53gという軽量なボディに、有機ELディスプレイ、デュアルバンドGPS、心拍センサー、さらには皮膚温や血中酸素レベルの測定機能を搭載している。

これにより、スポーツ中はもちろん、日常生活でもユーザーの健康状態を詳細にモニタリングできるようになっている。また、バッテリー性能も優れており、最大30時間の連続使用が可能で、長時間のアウトドア活動にも対応できる。

高機能を誇るミッドレンジモデル

Polar Vantage M3は、従来モデルの「Vantage M2」から大幅に進化しており、ディスプレイの視認エリアが15%拡大。CPU速度は129%向上し、メモリ容量も大幅に増加することで、よりスムーズな操作感を実現している。また、ダウンロードなどの作業も多少必要だが、オフライン地図の利用や、ターンバイターン方式のルートナビゲーション機能が追加されており、アウトドアでのアクティビティに最適。専用のアプリを併用して、トレーニングに割ける時間と、目標とするイベント(たとえば○月○日のハーフマラソン……とか)を入力すると、トレーニングスケジュールを立ててくれるのもありがたい。

新アンバサダー三津家貴也さんの就任

今回、新アンバサダーとして、ランニングアドバイザー兼タレントの三津家貴也さんが就任。三津家さんは、筑波大学・大学院でランニングを研究し、現在はランニングコーチとして活躍しており、YouTubeなどでも情報発信している。

三津家さんによると、大学でスポーツを研究する際に、胸や上腕に着けるタイプと比較しても劣らないほど心拍計測のデータが正確なのがうれしいとのこと。アスリートがゾーンを測定して走る際に、数パーセントの誤差でも結果が大きく左右されるのだが、Polar Vantage M3の正確さは、プロのトレーニングに不可欠とのこと。

会場には、同じくポラールのアンバサダーである古和田響さんが来て、三津家さんと一緒に、アスリートとして、ポラールの魅力を語ってくれた。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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