注:製品はキートップのみ。キーボード本体は別途購入が必要。
あやざかに手元を彩る『桜』無刻印
この製品は『HHKBカラーキートッププロジェクト』の一環として行われる。第一弾として、日本の春を象徴する『桜』をイメージしたキートップが発売される。生産量は日本分1700台、米国分300台となっている。
商品をお送りいただいたので、実際に付けて試してみた。
キートップを引き抜くための工具は同梱されている。無刻印を『雪』に付けてみた。
HHKBのキートップは無刻印でも段ごとに傾斜角が違うので、混じらないように気をつけて差し替えていきたい。『桜』の色味は、マット調の彩度低めのピンクで美しい。『桜』というより『ストロベリー』的な色合い。写真ではライティングによっても色味が変わって見えるので、写真の色味はあくまで参考程度に。
赤い中央印字の刻印がまた美しい
刻印ありの方は、最近のHHKBのトレンドに沿って中央印字。印字の色は、濃いピンクというか、赤で、これも魅力的。散る間際のソメイヨシノの中央の赤味をイメージしたのだそうだ。印字は昇華印刷なので、剥がれる心配もない。
こちらは試しに、墨のHHKBに取り付けてみた。
写真で色味が伝わるかどうか不安だが(そもそも表示するモニターによっても違うし)、筆者のモニターで色調整をするとこんな感じ。繊細な細い文字の刻印が魅力的。
キートップ自体の色味は、先にご紹介した無刻印と同じだが、墨と組み合わせると、また違った雰囲気になる。
また、全体を差し替えずに、一部だけ違った色のキートップを使って、アクセントにするのも楽しいかもしれない。
今後、日本の四季や名産品などをテーマにしたキートップが順次発売されるのだそうだ。
MXキー系と違って、HHKBは独自のキートップで、シリンドリカルステップスカルプチャーで各段のキーの形状が違うから、社外品としても交換用のキーはあまり作られないし、キートップの色のバリエーションは少ない状態が続いてきた。
今後、カラーバリエーションが増えていくのが楽しみだ。
販売はPFUダイレクトのみ。
PFUダイレクト
https://www.pfu.ricoh.com/direct/
(村上タクタ)
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