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Appleが女子学生を主眼においた『Appleとコーディングを楽しむ夏』を開催

アップルが内閣府男女共同参画局の理工チャレンジ(リコチャレ)の一環として、8月23日(火)から30日(火)まで、『Appleとコーディングを楽しむ夏』としてオンラインセッションを開催する。対象は、中学生以上の女子学生を中心とするとのことだが、保護者を含め、誰でも参加できる。また、8月27日(土)には、特別セッションとしてバーチャルスタジオ『閑歳孝子に学ぶアプリのアイデアを形にする方法』が、14:00〜15:00に開催される。今回は、Apple丸の内で開催されたプレス向けのデモセッションに参加した。

内閣府男女共同参画局『理工チャレンジ』
https://www.gender.go.jp/c-challenge/

アップル『Appleとコーディングを楽しむ夏』
https://www.apple.com/jp/today/collection/summer-coding-fun/

バーチャルスタジオ『閑歳孝子に学ぶアプリのアイデアを形にする方法』
https://www.apple.com/jp/today/event/virtual-studio-takako-kansai-082722/6962363810955297181/?sn=R718

女性も、理系という選択肢をもっと選んでもいいと思う

知人の優秀なエンジニアさんはもちろん、娘や姪なども含めて、筆者の周りには非常に優秀な理系の女性が多いので、あまりそうは感じないが、世の中、理系に進む女性は少ないらしい。

筆者が若かった頃は、まだまだ理系に進む女性に風当たりは強かったのだと思うが、内閣府が女子中高生・女子学生の理工系分野への選択を推進するための『理工チャレンジ』(リコチャレ)というキャンペーンを行うぐらいだから、まだまだそういう敷居の高さがあるに違いない。こういうキャンペーンを内閣府がすることや、そのキャンペーンのキャラが黒髪をひっつめた女性であることや、そもそも『リケジョ』というレッテル貼りもどうかとは思うが、理系に進学する女性が極端に少ないという状況自体を変えるべきというのは確かなことだ。

Appleもその趣旨に賛同して、この夏、女性を主眼にToday at AppleでSwift Playgroundsのオンラインセッションを開催する。また、8月27日には、大ヒットiPhone家計簿アプリ『Zaim』を作った閑歳孝子さんのオンラインセッションを開催する。

理系に進むかどうかはともかく、そして男性であれ女性であれ、今の時代、プログラミングスキルはあった方が将来の選択肢が大きく広がるはずなので、これを機会に女子中学生、高校生、大学生の方々が、iPad、もしくはMacでプログラミングに触れてみるのはいいことだと思う。

iPad、Macで体験できるSwift Playgrounds

今回のプレスイベントでは、iPadを使ったSwift Playgroundsの体験と、閑歳さんの短めのトークセッションがデモとして行われた。

私も含め、多くのプレスがSwift Playgroundsの体験はあったので、そこはごく簡単に行われただけだったが、あらためて説明しておくと、現在、iPhoneや、iPad、Macのプログラミングは、アップルがこれらのために開発した最新のプログラム言語Swiftで行うことができる(他にも使える言語はある)。それを学習できる環境がSwift Playgroundsだ。

コードを書くことでByteというキャラクターを動かしてGemを集める簡単なゲーム形式の『コードを学ぼう1』をはじめとして、数多くの教材が用意されており、最終的にはアプリを公開することさえできるようになっている。

アップルが、未来のエンジニアを育てるために作った教材で、本当に分かりやすくてためになる。筆者も、プログラミングについて子供に学ばせるなら最高の教材だと思っているので、2人の子供にはそれぞれ勧めて、実際に勉強に使わせた。

自分の欲しいものをカタチにしてみる

閑歳孝子さんのセッションは、ご自身がどうしてエンジニアになったかというお話から始まった。

閑歳さんは、中学生の頃に、お父様がワープロを購入されたところから、機械に対する興味が始まったという。ワープロでドット絵を描いたしているうちにコンピュータの魅力にハマってしまい、高校生の時に貯めていたお年玉をはたいてパソコンを買ったのだという。

ご自身は、「男性ばかりのコミュニティでも物怖じしない性格だったのが幸いしたけれど、多くの女性は、男性ばかりのコミュニティに入るのが難しかったかもしれない」とのこと。

Zaimも、前にいらっしゃった会社のお仕事をしながら、「家計簿アプリがあったら便利なはず」と、通勤電車の中でコーディングして開発されたのだという。

ここで、レクチャーとして、5分間で『自分が欲しいアプリを絵にして解説してみる』というセッションが行われた。コーディングにおいては、まず『自分が欲しいもの』を形にするのが大事で、さらにそれを『絵にして分かりやすく解説する』というのも、大事なプロセスなのだという。

我々取材者も、貸与されたiPadを使って、作りたいアプリを描いてみた。そして、ふたりが描いたアプリを紹介したのだが、ガジェタッチの弓月ひろみさんは、大人の為の英会話学習アプリを、筆者はガソリン給油の時の、距離と、トリップ、給油量、燃費などをメモするアプリを提案した。

写真提供『ガジェタッチ』

課題をこなして、みんなの前で発表するという体験なんて、何十年ぶりなので楽しかった。

コーディングに興味のある方、将来の仕事に悩んでいる方、ぜひToday at Appleに参加してみていただきたいし、閑歳孝子さんのセッションも聞いてみていただきたい。新たな未来が開けるかもしれない。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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